Exhibitions展覧会
宮本佳美 消滅からの形成
絵画における「光と影」を追求する画家・宮本佳美の個展。本展では、描く対象の植物そのものを白くペイントすることで彫刻的な陰影を描き出した大作をはじめ、オランダ滞在中に感銘を受けた彫刻作品をモチーフに描いた作品など、新作を含め5点発表いたします。ぜひご高覧下さい。
絵画における「光と影」を追求する画家・宮本佳美は、あらゆる色彩の水彩絵具を混ぜ合わせた「黒ならぬ黒」というモノトーンの世界を、繊細な綿布の上に表現しています。まるで光を操るように、丹念に、そしてストイックに「白」をハイライトに用いることで、白黒の絵画は研ぎすまされた佇まいを見せています。
五島記念文化賞美術新人賞の受賞をきっかけにオランダへ海外研修に渡った宮本佳美は、17世紀のオランダ絵画における光—「ダッチライト」—に代わる現代の光の表現を追求するため、写真など光学的な技術も手段としながら、絵画という文脈において光と影というテーマに挑み続けています。
本展では、描く対象の植物そのものを白くペイントすることで彫刻的な陰影を描き出した大作をはじめ、オランダ滞在中に感銘を受けた彫刻作品をモチーフに描いた作品など、新作を含め5点発表いたします。是非ご高覧くださいませ。
※本展は、ポーラミュージアムアネックスでの個展の巡回展です。
宮本佳美
1981年 福岡県生まれ。2008 年、京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。2010 年、 イムラアートギャラリーにて個展「immortal plant」を開催し、以降も継続して個展で作品 発表を行う。2014 年に五島記念文化賞美術新人賞を受賞したことをきっかけにオランダに 渡って「光」をテーマとした制作を行う。主なグループ展に、2012 年「現代美術の展望 VOCA 展 2012 ‒新しい平面の作家たち-」(上野の森美術館)、2013 年「水彩画 みづゑの魅 力 -明治から現代まで-」(平塚市美術館)、2017 年「ニッポンの写実 そっくりの魔力」(北 海道立函館美術館、豊橋市美術館、奈良県立美術館)など
展覧会概要
期間 | 2018/10/05(金) 〜 2018/10/27(土) |
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会場・開催場所 |
imura art gallery
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時間 | 12:00~18:00 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-761-7372075-761-7372
FAX:075-761-7362 |
info@imuraart.com | |
ホームページ | http://www.imuraart.com |
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