Exhibitions展覧会

木村秀樹個展「半透明の皮膜による絵画」

2015/07/18(土) 〜 2015/08/29(土)

imura art gallery 

絵画と版画を融合させた、二次元内に三次元空間を展開する独特の浮遊感が特徴のアーティスト、木村秀樹。今回は1998年より取り組んでいるキャンヴァスを支持体とした「Squeegeeing Acrylic on Canvas」シリーズの経緯と現在形を併せて展示します。立体感と非現実感を併せ持つ独特の作品をご堪能下さい。

「Fall Maker 3」 2008年 Squeegeeing Acrylic on Canvas 180×125×5cm © KIMURA Hideki

この度イムラアートギャラリーでは、木村秀樹の個展「半透明の皮膜による絵画」を開催致します。

木村秀樹は、版画家として1974年に鮮烈なデビューを飾った後、主にシルクスクリーン技法にて制作すると共に、紙、ガラス、キャンバス、と多岐にわたる支持体を駆使して、絵画と版画の融合した作品も制作してきました。
安寧を良しとせず、常に変化を求める木村の作品は、いつも私たちに新鮮な驚きを与えてくれます。

二次元の中に広がる三次元の空間。
その三次元イメージは、半透明でおぼろげであるため浮遊感があり、目の前に立ち現れて触れられそうな立体感と、霞の向こうで揺らめいているような非現実感と、両方を併せ持ち、作品を見る度に不思議な感覚を覚えます。

京都では5度目の個展となる今回は、1998年より取り組んでいるキャンヴァスを支持体とした「Squeegeeing Acrylic on Canvas」シリーズの経緯と現在形を併せて展示します。

木村の独自の手法により生み出されるSqueegeeingの世界を、どうぞご堪能下さい。

■ レセプション:7月18日(土)17:00~
 

木村秀樹

1948年 京都府生まれ
1974年 京都市立芸術大学西洋画科専攻科修了
2014年 京都市立芸術大学名誉教授

【主な個展】
1983年 「今日の作家シリーズ 木村秀樹近作展 -水鳥は-」大阪府立現代美術センター
1999年 「半透明」京都市美術館
2010年 imura art gallery(京都/(01、’04、’07)
2011年 imura art gallery(東京/’14)
2014年 “Charcoal” 京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA(京都)
その他グループ展・受賞・パブリックコレクション多数

 

展覧会概要

期間 2015/07/18(土) 〜 2015/08/29(土)
会場・開催場所 imura art gallery
時間 11:00~19:00
※日・月曜日、祝日休廊
※8月13日~17日は夏季休業期間のため休廊いたします
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-761-7372075-761-7372
FAX:075-761-7362
E-Mail info@imuraart.com
ホームページ http://www.imuraart.com/

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