Exhibitions展覧会

ECONASIA “ローマ字” M T WALKER

2014/09/02(火) 〜 2014/09/21(日)

GALLERY TOMO CONTEMPORARY 

オーストラリア人の映像作家、マーク・トーマス・ウォーカーによる個展。彼がアジア各地を旅し記録した写真・映像を、日本人とは違う視点から表現します。「正しい国とは何か」という普遍的な問いに対し、京都の鑑賞者とともに考える作品で構成されます。この機会にぜひ足をお運びください。

オーストラリア人の映像作家、マーク・トーマス・ウォーカーによる個展。

この展覧会では、彼がアジア各地を旅し記録した写真・映像を、日本人とは違う視点から表現します。
タイトルの「ECONASIA」は、エコノミー(Economy/経済)+アジア(ASIA)の造語。「正しい国とは何か」という普遍的な問いに対し、西洋の人間から放たれる政治理論とともに、京都の鑑賞者と一緒に考えるという作品で構成されます。この機会にぜひ足をお運びください。
 

マーク・トーマス・ウォーカー(M T WALKER)

オーストラリア、ヴィクトリア州マレー地方の映像作家(ビデオ・アーティスト)。
2008年までイギリス・ロンドンで生活し、その後オーストラリア・メルボルンのビクトリア大学にてグローバリゼーションを研究。RMITで美術学士号と大学院の3年間奨学金を得る。代表作「ビデオ詳説」は2014年にメルボルンのラグランストリートギャラリーにてニューメディア賞を受賞した。
作品の特徴としてはビデオアートによって歴史的な学説と政治哲学の再文脈化えお意図しているが、内容はそれぞれ無数の観客テーマごとに編集されている。彼の持つ政治哲学の関心が専門性のある文学史研究によって補完され、芸術表現として成立する。
ACCA&NGVなどの会場で知名度の高いショーのインストールアシスタントとしての経験があり、自身のウェブサイトで舞台上映やエキシビションの内容を公開している。現在はローンフィルム、メルボルン国際映画祭のテクニカルコーディネーターを務めている。

Romaji(ローマ字)は、西洋の言葉を日本語の字に置き換えるために必要な定義となる用語である。‬‬ ‪‬
ローマ字は西洋世界から発せられる言語を、淡く日本語での発音として表現したものだ。 この作品のアーティスト、マーク・トーマス・ウォーカーも彼のビデオアート作品は同様の動機から生まれていると感じている。彼の取り組みは、この日本、京都で彼の作品の鑑賞者に対し彼の表現する現代的なアジア政治理論を転写することにある。‬
‪‬ Econasiaシリーズは、4年スパンの記録写真で、9つのシングルおよびマルチチャンネルビデオアート作品を網羅するプロジェクトだ。
Econasia:”Romaji”には北朝鮮、日本、インドネシア、及びマレーシアにおける人の手によるものと自然環境、その両方を調査した4つの映像作品が組み込まれいる。地域の社会的、政治的学説が関連付ける、いわゆる”Asian Century”へと導いた、経済的かつ政治的な影響が、政治学を物語る現代文学、音声、そして不自然な物語と織り交ざっている事を動画の中で表現している。‬  

展覧会概要

期間 2014/09/02(火) 〜 2014/09/21(日)
会場・開催場所 GALLERY TOMO CONTEMPORARY
時間 12:00~19:00(最終日は18:00まで/月曜休廊)
料金 無料
E-Mail info@gallery-tomo.com
ホームページ http://gallery-tomo.com/

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