Exhibitions展覧会

山本真也 個展「UNDER THE BLACKSTAR」

2016/07/19(火) 〜 2016/07/31(日)

GALLERY TOMO CONTEMPORARY 

画家・山本真也の個展。今回は2016年1月に没したデヴィッド・ボゥイの遺作となったラストアルバム「BLACK STAR」を主題にした作品が並びます。ミュージシャンでもあり、役者でもあり、芸術家でもあったデヴィッド・ボゥイの「死に様」に衝撃を受けた作者が生み出した作品をご高覧ください。

デヴィッド・ボウイの死は衝撃的だった。死んだこと自体もだが、その死に様が。
周知の通り、ボウイはミュージカル、フォーク、ロック、ソウル、アンビエント、ディスコ、ドラムンベース等、様々に音楽性を変化させ、伴ってヴィジュアルも変化させ、幾つものペルソナを作り出し、役者もやる、絵も描く、債券も発行する、その影響は一音楽家の枠を超え、この半世紀における文化的巨人であった。
流石のボウイも病に臥せった2004年以降は新作の発表が無く、半ば引退したかに思われていたが、2013年に復帰作『THE NEXT DAY』をリリース。これまでの集大成的内容であり、且つ新たな試みも鏤められた、実に豊かな作品だった。しかし直後、癌の宣告を受ける。 死を悟って挑んだラストアルバムが、展覧会のタイトルにもなっている『BLACKSTAR』だ。ここに来てボウイはまたも"change"を敢行。ダニーマッキャスリン等、ジャズの新局面を探求するミュージシャン達と共作し、往年をも凌ぐ大胆な転身を見せ、そして発売の翌々日に逝った。
「こっちを見上げてみな、俺は天国にいる」と歌い、PVでは痩せ細り血管の露になった手をアップにする等、自己のヴィジュアルも芸術の一部として来たボウイは、ここで死相すらアイコンにした感がある。全く、こんな死に方が出来るものか。
僕は『BLACKSTAR』を主題に展覧会をやろうと思った。(山本)

 

山本真也

1978年生まれ。1997年大阪星光学院高等学校を卒業、京都大学文学部フランス語学フランス文学専修へ入学。2001年にフランスへ語学留学したことをきっかけに画家を志望。2006年に大学を卒業し、本格的に画家として活動を開始する。

2008年●第31回関西美術院展、以降ほぼ毎年(@京都府立文化芸術会館)
            京の空間師展Ⅱ(@京都・元立誠小学校) メールヌードフォト集『HATTKE Art model in Nude』のカバー装画を担当
2009年●個展『青春の断面図』(@京都・ヒルゲート)
2011年●ライフドローイングスクール・アトリエROJUEの講師に就任
2011年●アトリエROJUE展『人体デッサンとその向こう』(@京都・ギャラリー知)
2012年●DESSIN EXPOSITION(@ギャラリー知)
2013年●個展『LOVE』(@京都・ヒルゲート)
2014年●個展『言葉無しで語る人』(@京都・綾小路ギャラリー武)
2016年●個展『UNDER THE BLACKSTAR』(@京都・ギャラリー知)

 

展覧会概要

期間 2016/07/19(火) 〜 2016/07/31(日)
会場・開催場所 GALLERY TOMO CONTEMPORARY
時間 12:00~19:00(最終日は17:00まで)
※7月25日(月)休廊
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-585-4160075-585-4160
E-Mail info@gallery-tomo.com
ホームページ http://gallery-tomo.com/

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