Exhibitions展覧会

Lagrangian point -To Form-:ラグランジュポイント

2016/02/09(火) 〜 2016/02/21(日)

Gallery PARC 

愛知県立芸術大学准教授である美術作家・大﨑のぶゆき氏企画による、在学・卒業生による展覧会。今回は絵画・版画・インスタレーションを手がける3名の女性作家が、“目に見えない何か”に注目した作品を展開します。この機会にぜひご高覧ください。

愛知県立芸術大学准教授である美術作家・大﨑のぶゆきの企画による、油画専攻の在学および卒業生による展覧会です。

ラグランジュポイント(Lagrangian point)とは、天体力学の言葉で「いくつかの力(ベクトル)が釣り合った(打ち消しあった)場所」を指します。これをタイトルに冠するこの展覧会で は、「いまだ未分化とも呼べる「現在進行形」の若い作家達の視点に注目する」ことを趣旨とし、若い作家たちが日本の中間地点としての「愛知」という場所で 思考し、表現しつつあるものを紹介することでその「視点」を考察する試みに主眼を置いています。

3回目の開催となる今回は、副題を「To Form(トゥー・フォーム)」として、絵画や版画、インスタレーションを展開する3名の作家をご紹介します。

目に見えない、しかしながら「ある」という感覚を銅版画で描くことを試みる箱山朋実、無意識の感覚や痕跡をスクラッチで表現する市ノ澤萌々子、そして「感覚の鈍くなる空間」を作りたいと話す亀倉知恵。
彼女たちはいずれも「感覚」-目に見えない「何か」にまつわる興味に基づき、絵画・版画・インスタレーションなどの異なるアプローチから、ひとつのカタチを提示します。その根底にある「それは何か?」という眼差しであり、私たちにとっての根源的な問いへも重なるものだといえるのではないでしょうか。

この機会にぜひご高覧ください。
 

出展作家

箱山朋実
1990年 愛知生まれ。2013年 愛知県立芸術大学美術学部入学。
現在、愛知県立芸術大学大学院美術研究科 油画・版画領域 二年次 在籍

《主な展覧会》
2015年 「オバケに100回触れてみる」愛知県美術館ギャラリー J室(愛知)、florist_gallery N(愛知)
「第40回全国大学版画展」町田市立国際版画美術館(東京)収蔵賞
「第9回 大学版画展 受賞者展」文房堂ギャラリー(東京)
「2015~」愛知県立芸術大学芸術資料館
「INDIRECT'15」 愛知県立芸術大学サテライトギャラリー
その他多数

市ノ澤 萌々子
1992年 大阪府生まれ。2015年 愛知県立芸術大学美術学部油画専攻 在学中

亀倉知恵
1992年 新潟県生まれ。2013年 愛知県立芸術大学美術学部入学。
現在、愛知県立芸術大学油画科3年在籍

《主な展覧会》
2015年 公募展 TETHUSON2015 3331Arts Chiyoda(東京)

展覧会概要

期間 2016/02/09(火) 〜 2016/02/21(日)
会場・開催場所 Gallery PARC
時間 11:00~19:00(金曜日は20:00まで/最終日は18:00まで)
※月曜休廊
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-231-0706075-231-0706
FAX:075-231-0706
E-Mail info@galleryparc.com
ホームページ http://www.galleryparc.com

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