Exhibitions展覧会

栗田咲子個展「たまたまをしこたま」

2016/05/03(火) 〜 2016/05/15(日)

gallery morning kyoto 

複数の場所や思い出、記憶をひとつの画面に組合せて描き出す手法が特徴の画家・栗田咲子の個展です。モチーフの組合せの不思議や、登場する人物や動物たちのしぐさや脱力さ加減に、観る人は思わず引き込まれます。栗田咲子ならではの独特の感性を、作品を通じてお楽しみください。

木漆工芸家 熊野淸貴氏の、2016年3月大阪芸術大学教授退官を記念して開催する個展です。

今回の展覧会では、これまで40年におよび熊野氏が創作してきた韓国木漆工芸をモチーフとする作品をはじめ、これからの活動の発表として、家具や綴織、麻を用いた乾漆、篆刻、動物を人間化した人形「動物ひと形化」を展示します。動物と人間の中間のようなシュールな人形を作ることは、熊野氏が定年後に制作したいものとして40歳頃から温めてきた企画です。

今後は5月に滋賀県高島市マキノ町に開設する民芸・工芸ギャラリー「梨の實」を拠点に創作活動を予定している熊野氏。韓国漆工芸の研究家でもある熊野氏の漆工芸技術の集大成と新たな作品を、この機会にご高覧ください。
 

熊野淸貴

1951 兵庫県伊丹市生まれ
1973 大阪芸術大学芸術学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻卒業
1974 川島織物美術工芸緞帳製作勤務
2003 韓国清州市国際工芸ビエンナーレ招待作家展コミッショナー(’05)
     韓国清州市国際工芸ビエンナーレ公募展木工部門 審査員
2004 学校法人塚本学院出版助成にて「韓国の木工藝」監修訳出版
2016.3まで大阪芸術大学工芸学科教授 織・木工芸制作

朝起きたら昨日描いた絵が白けて見えた。
正気、陶酔、失望、高揚などなどが次々巡ってきて、手を加えなくても私の中で絵が変化する。
計らずも出会えた人、場所、もの。たまたま目に映ったこと、気に止まったこと。
そのように身を任せて生きていられる、しあわせな世界があることに感謝しよう。(栗田)


一見何気ないひと筆、ひと筆によってキャンバスに現れるひとや動物、花、風景。栗田作品独特のユーモアと対象にたいする愛情に満ち、いつも微笑まざるをえないあたたかな幸福感を感じます。 「たまたまの滝」120号(130.5×194cm)の大作ほか10数点を展示します。ご高覧ください。
 

栗田咲子

1972年岡山県生まれ。1997年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。

【主な展覧会】
ギャラリーココ/京都 ['95,'96,'98,'01,'02,'04]
FUKUGAN GALLERY/大阪['00,'01,'03,'05,'07,'08,'09,'11,'12,’15]
ギャラリーデン/大阪 ['07,'08]
ギャラリーモーニング/京都 ['09,'10,’14] fabre8710 /東京['13]などで個展、グルー プ展。
「VOCA2000」上野の森美術館/東京
「Exhibition as media 2008『LOCUS』」神戸アートビレッジセンター/兵庫
「絵画の庭ーゼロ年代日本の地平からー」(2010) 国立国際美術館/大阪 などに出品。

展覧会概要

期間 2016/05/03(火) 〜 2016/05/15(日)
会場・開催場所 gallery morning kyoto
時間 12:00~19:00(日曜は17:00まで)
※月曜休廊
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-771-1213075-771-1213
E-Mail gallerymorning@ybb.ne.jp
ホームページ http://gallerymorningkyoto.com/

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