Exhibitions展覧会

このたびギャラリー恵風で中路規夫回顧展を企画して頂く事になりました。それに合わせて、ささやかな作品集も刊行する予 定です。ギャラリーでは多くの残された作品の中から代表作の一部を展示させて頂き、初期インスタレーションから始まる作 品変遷の全体像は、作品集「with norio nakaji 1949-2014」でご覧頂けるようになっています。

版画家中路規夫さんの回顧展です。
2014年1月にお亡くなりになって1年以上が過ぎましたが、残念でなりません。
恵風では「風～明日への軌跡」展では第4回から第10回までの企画で大変お世話になりました。
作品を通し、中路さんの仕事を振り返りたいと思います。
 

中路規夫

1950年　広島市生まれ
1975年　東京造形大学彫刻科卒業
1977年　東京造形大学彫刻科研究生修了
1976年～1986年　新具象彫刻展（東京都美術館）　結成会員
1987年　「SCULPTURE-ヒロシマ」結成（広島市東区民文化センター）
1989年　神戸具象彫刻展ʻ89（神戸しあわせの村）
　　　　 　  ヒロシマアートグラントʻ89受賞（広島国際文化財団美術奨励賞）
2001年　世界の子どもの平和像　広島市民球場前設置（黒御影石）
2003年　トライ2003展結成 （広島市まちづくり市民交流プラザギャラリー）
2008年　八千代の丘美術館（第7期入館作家）
2013年　新具象彫刻展を出発点とした東京造形大学の出身者たち
2015年　現代の造形　－Life & Art －　花　（東広島市立美術館）