Exhibitions展覧会

日本画における“顔料の可能性”を手掛かりとして「空白／余白」、「地／図」、「境界」をテーマに光の表現のあり方を探っている。これら顔料の粒子、ひと粒ひと粒が放つ輝きには現代的な可能性が多く潜んでいると直感する。それは情報を得やすい日常にあって生の空間でしか感じうることのできない稀有な体験を生み出せるものと確信している。（石橋）

石橋さんは、日本画材料の放つ光の表現の可能性を探って制作しています。その作品は、
抽象画でもあり具象画でもあり、画面からは淡く優しい和の美しい光を感じさせてくれます。
20日から京都文化博物館で開催される「京都府新鋭選抜展2018」にも出品されますので、こちらもどうぞご高覧下さいませ。
 

石橋志郎

1981年　大阪府豊中市出身
2007年　京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科絵画専攻修了

2012年 「尖展」 京都市美術館 （京都） 以後毎年
2013年 「京都府美術工芸新鋭選抜展」 京都文化博物館 (京都) 同ʼ14
2013年 「トーキョーワンダーウォール公募2013入選作品展」 東京都現代美術館 （東京）
2014年 「第１回 続・京都 日本画新展」 美術館「えき」京都 （京都）
2015年 「超京都artkyoto 2015」 京都文化博物館 (京都)　　
2015年 個展 「はじまりの光に触れる」 カホ・ギャラリー (京都)
2015年 「佐藤国際文化育英財団第24回奨学生美術展 招待出品」　佐藤美術館 (東京)
2016年 「第9回菅楯彦大賞展」 倉吉博物館 (鳥取)、京都文化博物館 (京都)
2017年 「内接/外接」 ＋1art (大阪)

【受賞歴】
2013年 「トーキョーワンダーウォール公募2013」 トーキョーワンダーウォール賞
2014年 「第１回 続・京都 日本画新展」 優秀賞