Exhibitions展覧会

長い時間の蓄積を一旦フラットにして時を閉じ込めるように、描画とグレージングの工程を繰り返す
静かな動きを感じながら、気づくこと 思いを巡らせること
閉塞感がありながら、深遠な広がりを持つけしきを思い、油彩で描いています。

京都において初めての展覧会となる江上真織さんの油彩画展です。
布のひだの重なりをモチーフに制作しています。グレージングという技法は時間の掛る仕事。外光により光沢のある画面が繊細で多彩な表情を生み出し透明感のある独特の世界を見せます。京都ではあまり見かけないオシャレで美しい作品、ぜひご高覧下さい。
 

江上真織

1985年　愛知県生まれ
2011年　愛知県立芸術大学大学院 油画・版画領域 修了
2012年　同大学研修生修了

【主な個展】
2010年 個展「weakness」／gallery N(愛知)
2011年 個展／CBCスタジオギャラリー(愛知)
2012年 個展／alternative space Maru(韓国)
2013年　個展「endless walls」／gallery N(愛知)
　　　　 個展「get lost」 ／愛知県立芸術大学サテライトギャラリー（愛知）
2015年 個展「invisible/itʼs become clear since then」 ／gallery N(愛知)
2017年 個展「tide」／gallery N(愛知)

【受賞】
2009年　桑原賞 (愛知県立芸術大学 卒業制作)
2010年　グランプリ (第五回 翔け！二十歳の記憶展／CBCスタジオギャラリー)
2011年　優秀作品賞、優秀学生賞（愛知県立芸術大学）
　　　　 木幡和枝賞 (アートアワードトーキョー丸の内 2011／行幸地下ギャラリー)
2012年 優秀学生賞 (愛知県立芸術大学)