Exhibitions展覧会

全容範 雑体心経・《飛白金剛般若経》

雑体書研究制作者。 多数の雑体書資料を蒐集、研究し、これに基づいて制作する。 とくに空海の帰朝の際、持参した「篆隷文体」を主な資料としており、近ごろ「篆隷文体」に付録している記事を究明するに勤しんでいる。

飛んで白(かす)れる運筆を用い、《金剛般若経》を記す。 空海、…在唐の日、一たび此の體を見て試みに之を書す。 畜生よ、意に於ていかに。飛は飛び、白は白(かす)れるや。 飛びて白れるは、飛びて白れざるに等しく、…。

雑体書とは、「楷書・行書・草書・隷書・篆書」の五体に当てはまらない装飾文字の一種で、文字に動植物や天体など自然の物象を組み入れて作られたとされます。

韓国出身の書道家である全容範氏は、多数の雑体書資料の蒐集・研究を行い、これに基づいた作品制作を行っています。
特に弘法大師・空海が中国から持ち帰った「篆隷文体」を主な資料としており、近年はこちらに付録している記事の究明に勤しんでいます。今回の展示ではその書作品を展示します。

展覧会概要

期間 2013/11/14(木) 〜 2013/11/19(火)
会場・開催場所 【移転・閉廊】京都四条寺町ギャラリー ExaART(えくさあーと)
時間 12:00~18:00(水曜休廊)
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-746-2776075-746-2776
E-Mail superexahills@exahills.com
ホームページ http://exahills.com/ExaART/top.html

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