Exhibitions展覧会

京都を拠点に国際的に活躍した現代美術家・井田照一。版画のほか、陶器やブロンズ、インスタレーションなど幅広いジャンルの作品を手がけ、芸術表現を追及し続けました。
CHOJU Contemporary art では、5月22日から6月30日まで、二期にわたり井田照一の作品をご紹介する展覧会を開催いたします。

「Making Arts is Living Life - 芸術は生きることそのもの -」（井田照一）
人を愛し、自然を愛し、身の回りにあるありとあらゆるもの、そして何よりも「生」を愛した井田照一。 井田の周囲にはいつも多くの人が集まり、時間を共有する中でなにものにも縛られることなく自由闊達に 身の回りにある素材を用い、制作された作品の中に井田照一の生きとし生けるものへの優しい眼差しを 感じていただけることでしょう。

第一期 いきとしいけるもの All living things：5/22（火）-6/2（土）

初期から晩円までの作品群の中から、その道のスペシャリストである工房・職人とともに制作した作品に焦点を当て、展示します。

第二期 もの みな つながる Everything links altogether：6/5（火）-6/30（土）

井田照一の初期の代表作である《Conception》シリーズをはじめとする、版画シリーズ作品などを中心に展示します。
井田によって従来になかった新たな概念を与えられた、版画の複数性が空間でつながり広がりをなすインスタレーション作品も同時に展開いたします。

井田照一 映像ドキュメンタリーDVD 「Surface is the Between」発売

現代美術作家　井田照一は版画を軸に捉えつつも油彩・ペーパーワーク・陶・ブロンズなどさまざまな素材の作品を 精力的に制作し続けました。
作品に通底しているテーマは「Surface is the Betweenー表面は間であるー」身近で制作を見続けた人たちへの ロングインタビューを通じて井田照一の作品の一部とテーマを明らかにする映像ドキュメンタリーです。
※ ギャラリーにて販売いたします。（2010年制作・日本語／英語・￥3,990）