Exhibitions展覧会

Everywhere We Shoot 「Welcome home: Revisit」【KG+】

2016/05/07(土) 〜 2016/05/28(土)

COHJU contemporary art 

東南アジアを中心に活躍しているライアン&ガローブス・ベルガラによるユニット「Everywhere We Shoot」による写真展。実際の彼らの家のような空間をギャラリーに再現し、鑑賞者に新しさと同時にどこか懐かしさを感じさせる不思議な展示を構成します。会期中には2人による新作の制作も予定。

フィリピンや東南アジアを中心にファッション・広告写真の世界でも活躍している、ライアン&ガローブス・ベルガラ夫妻によるユニット「Everywhere We Shoot」による写真展です。

それぞれマルチメディアアートとファッションデザインを専攻していた2人は、大学在学中に出会い、互いに写真を撮ることが好きということで意気投合し、ユニットとして活動を始めました。身近にあるものをテーマに、写真のみならず映像やインスレーションなどさまざまな表現方法で作品を発表し続けています。

「Foods」シリーズでは、ひとびとがつい購買意欲をくすぐられ購入してしまう、よく見るとおかしな宣伝文句や素敵なパッケージに着目。それらにデフォルメをかけることで、魅惑的ながらもどこかぎこちない不思議な形態に落とし込んでいます。
「Welcome home」は、モノとヒトとの距離や記憶に関する興味から、2人が結婚してから初めて購入した家庭用品を写真に記録し続けているシリーズです。
再発見する両シリーズとも、批判的なまなざしにも見え、また自らも楽しんでそのイメージに飛び込んでいるかのような、Everywhere Shootの制作における両義的なスタンスが見て取れます。

今回の展示では、これまで2人が追及してきた「物やイメージに対する執着」をさらに発展させた作品を発表します。実際の彼らの家のような空間をギャラリーに再現し、鑑賞者に新しさと同時にどこか懐かしさを感じさせる不思議な展示を構成します。
また、今回は特別にEverywhere We Shootが1週間ほど滞在し、この展示のために新作を制作する予定です。
Everywhere We Shootのこれまでの活動の総ざらいであり、その世界と新たな美に出会える機会です。ぜひご高覧ください。

※この展覧会は「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016」のサテライトイベント「KG+」に参加しています。

■ オープニング・パーティー:5月7日(土)17:00~19:00

Everywhere We Shoot

ライアン&ガローブス・ベルバラによるユニット。フィリピンを拠点に、雑誌の写真や国内外のファッションブランドにおいてグラフィックデザインのディレクションを手がけるなど、多彩な活動を繰り広げる。近年はBEAMSの企画したZINE展への参加や、アジア各国の若手クリエイターが集ったアートフェア「UNKNOWN ASIA 2015」にて3つの賞を受賞し、日本国内でも注目を高めている。

【主な展覧会】
2011 「Everywhere We Shoot」AYALA MUSEUM(フィリピン)
2013 「Foods」Pablo Gallery(フィリピン)
2014 「Foods: Panic Buyng!」West Gallery(フィリピン)
2015 「YOU ARE HERE」Vinyl On Vinyl Gallery(フィリピン)
    「Welcome Home」UNKNOWN ASIA in OSAKA(アートフェア/大阪)
    「WORK INPROGRESS」UNKNOWN ASIA: Asian Art Exchange(アートフェア/大阪)

 

展覧会概要

期間 2016/05/07(土) 〜 2016/05/28(土)
会場・開催場所 COHJU contemporary art
時間 12:00~18:00
※日・月曜日休廊
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-256-4707075-256-4707
FAX:075-231-0948
E-Mail cca@cohju.co.jp
ホームページ http://cohju.com

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