Exhibitions展覧会
大和美緒個展「VIVID-STILL:静か。鮮烈で_」
大画面を埋め尽くすまで極小の点を打ち続ける、壁一面に小さな文字で模様を描き出すなど、膨大な時間と労力を注いだ骨太かつ繊細な表現を特徴とする作家・大和美緒の個展。Gallery PARCとCOHJU contemporary artの2会場で同時期に異なる内容の展示を行います。ぜひ合わせてご覧ください。
京都造形芸術大学出身の若手アーティスト、大和美緒による個展です。
大和美緒の作品は、大きな画面を埋め尽くすまで極小の点を打ち続ける、ギャラリーの壁一面に小さな文字で模様を描き出すなど、膨大な時間と労力を注いだ骨太かつ繊細な表現を特徴としています。
何度も繰り返し、ただひたすらに同じパターンをキャンバスに描き続けることで、物質や身体が時間の流れとともに徐々に変化してゆく過程を理解したいと考えています。制作の過程で点の連続はやがて秩序を失い、線は大きく畝り、色は複雑に溶け合う。やがて浮き上がる一つのイメージは「大和美緒」という一人の人間が経た経験の投影であり、生きるという現象の記録なのかもしれません。
Gallery PARCとCOHJU contemporary artの2会場で同時期開催となる今回の展覧会では、各会場で異なる内容の展示を行います。
COHJU contemporary artの展示は、大和美緒の代表作とも言える、赤い点で画面を埋め尽くす《REPETITION》と、極彩色のインクのにじみによる《ORCHID》の2シリーズに加え、特殊な顔料を使用した最新作や描線をモチーフとした新シリーズを展示する、非常に挑戦的な内容となっています。また、作品だけでなく展示法にも工夫をこらし、作品とじっくり向き合える空間の創出を目指します。
両会場は徒歩で移動が可能です。ぜひ合わせてご高覧いただき、その魅力をより強く感じていただければ幸いです。
■ オープニングパーティー:2017年1月14日(土)17:00~19:00
■ Gallery PARCでの展示についてはこちら
大和美緒
1990年滋賀県生まれ。2015年京都造形芸術大学大学院総合造形領域 修了。京都市在住。
【主な展覧会】
2013年 持ち腐れだと、誰が言った。(つくるビル/京都)
[Con]Temporary Commune (Gallery PARC/京都)
キネキテル(Anttena Meia/京都)
[宙]をただよう思考展(ART ZONE/京都)
2014年 個展「asupect of LUMINOUS RED」(Gallery PARC/京都)
2015年 WEEKEND 2:コシノヒロコ×大和美緒(KHギャラリー芦屋/兵庫)
混沌から躍り出る星たち2015(スパイラルガーデン青山/東京)
ART AWARD tokyo marunouchi 2015(マルキューブアトリウム/東京)
CAF ART AWARD 2015(3331arts chiyoda/東京)
2016年 CAF賞 選抜展(ホテルアンテルーム京都/京都)
展覧会概要
期間 | 2017/01/14(土) 〜 2017/02/04(土) |
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会場・開催場所 |
COHJU contemporary art
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時間 | 13:00~18:00 ※日・月曜日休廊 |
料金 | 無料 |
お問い合わせ |
TEL:075-256-4707075-256-4707
FAX:075-231-0948 |
cca@cohju.co.jp | |
ホームページ | http://cohju.com |
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