Exhibitions展覧会

京都市立芸術大学大学院に在籍中の有望若手作家3名（橋本リンダ・左近純・柞磨祥子）による「漆」の企画展。
期間中には各作家の個展を1週間ずつ開催し、最終週には3名の合同展を行います。
 

橋本リンダ「Room」

私が感じた言葉にできない気持ちや感覚を形にしました。
心の内側という私だけの「部屋」―。（橋本）

開催期間：8月11日（火）～16日（日）
 

左近純「内の景色」

漆の独特の艶と、異なった質感を組み合わせによって生まれる視覚的な表現の面白さを追求している。
なだらかで解きに鋭い漆のつややかな漆の面。対して、ぼろぼろでどこか不完全さを感じる質感の面。
人間の心情をモチーフに、2つの異なる質感の対比による造形の面白さを表現したい。（左近）

開催期間：8月18日（火）～23日（日）
 

柞磨祥子「Liquid 1」

“ありそうであり得ない”という状態が目の前で起こることは快感である。
そんな感覚を、漆の塗面とともにただひたすらつくりだす。
漆の透き通った黒が、“塗面”という概念を超えて不思議な液体となって訴えかけてくるようになるまで。（柞磨）

開催期間：8月25日（火）～30日（日）
※8月25日（火）・28日（金）～30日（日）は作家が在廊しています
 

橋本リンダ・左近純・柞磨祥子 三人合同展示
「三人でひとつにならない展」

「漆」という同じ素材が、作り手が変わるだけでこんなにも違う作品になる。
京都市立芸術大学で漆を学ぶ三人の学生。それぞれの個性、そして表現の違いを楽しんでもらいたい。

開催期間：9月1日（火）～6日（日）