Exhibitions展覧会

上根拓馬展「Hole dimension 8Gardiens + α」

2016/07/05(火) 〜 2016/07/31(日)

arton art gallery 

フィギュアをフォーマットとした立体作品、近年は仏像からのイメージの展開による立体インスタレーション等を制作している造形作家、上根拓馬の個展です。今回は水の仏「八大竜王」をモチーフに、液体である水を立体造形で表現することで重力そのものをインスタレーションで提示します。

フィギュアをフォーマットとした立体作品、近年は仏像からのイメージの展開による立体インスタレーション等を制作している造形作家、上根拓馬(かみね・たくま)の個展です。

仏教の世界では、様々な神々と、その神々を護るガーディアン達が多数存在している。彼らは様々な発生源や意味性を内に秘め、コンセプチュアル的に存在している。 幼少期より興味が尽きることのない宇宙服などのメカニカル的な外骨格、そしてジャパニズム的ロボットという存在。 双方の概念的な要素をフィギュアを制作基盤とし、立体とそれを使った立体インスタレーションにより表現している。

今回の展覧会のコンセプトは「Hole dimension」――次元の穴という重力の存在しない空間から何かが出現したら…というコンセプトから今回の作品につながっている。時限から湧き出ているものを水と見立て、透明樹脂による水の表現と水の仏である八大龍王を絡めている。
液体(リキッド)を固体(ソリッド)のテクスチャーで表現することにより、重力そのものを立体インスタレーションとして提示できないかと考えている。(上根)

 

上根拓馬

1978年大阪府生まれ。2002年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。2004年「開けゴマ! vol.2 美術誕生」 準大賞受賞、2006年「第4回ムーブアートマネージメント・ポートフォリオコンペティション」 審査員賞受賞。2009年より東京造形大学絵画専攻非常勤講師。

【主な個展】
2010年 「BAVEL’s / バベル」GALERIE SOL ,東京
2011年 「12 Guardian - M 」GALERIE SOL ,東京
2013年 「新世代への視点2013」GALERIE SOL ,東京
      「カラーチャートによる煩悩の開示・108 guardian Golden DAIDARA」メタル・アート・ミュージアム 光の谷 ,千葉
2014年 「上根拓馬展33G → 28Gardiens Logical Thinking Material」 arton art gallery,京都
2015年 「上根拓馬展 焔…HOMURA 」 EARTH+GALLERY,東京

その他東京、群馬、京都、台湾にてグループ展出展。

展覧会概要

期間 2016/07/05(火) 〜 2016/07/31(日)
会場・開催場所 arton art gallery
時間 10:00~19:30(13日は18:00まで/16~18日は20:00まで)
※11・19・25日休廊
料金 無料
お問い合わせ TEL:075-211-3288075-211-3288
FAX:075-211-3288
E-Mail arton@jupiter.ocn.ne.jp
ホームページ http://www.arton-kyoto.com

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