Exhibitions展覧会
NEVER MIND THE BARRACKS vol.2 明るい景色:近藤 佳那子 / 五十里 咲子
愛知県にあるアート+カフェスペース「BARRACKS」で活動する作家2名による交換展第2弾。似た環境下で活動を続けている者同士、その繋がりをより深め、そこから又新たな可能性を見いだす事を目指しています。
barrack(バラック)とは簡易住居、仮小屋、あばら屋、といった意味があります。
barrackは愛知県瀬戸市に位置するタネリスタジオビルヂング1Fにて2017年より運営を開始したアート+カフェスペースです。
このビルにはツクリテ達が集まり、自らの手によって、改装・運営がなされています。
京都と愛知は最も芸術の盛んな地域の一つであり、行政主導の元に大きな国際芸術祭や様々な行事が催されています。
これは地域住民やその地域の作家にとっても刺激的なものとなっていますが、その一方で長年地域の文化活動を支えてきた老舗画廊が、次々とその活動に幕を下ろしているという事実もあり、こういった大きな盛り上がりは、どこか自分達とは別の世界で行われている出来事の様にも思えます。
私はこの様な状況の中に身を置く作家の一人として、ローカルレベルでの活動の重要性を改めて強く感じています。
作家達がその地域に自らの拠点を築き、作家自らが芸術を発信していくという事は非常に大切な事であり、しなければならない事なのだと思います。
「BARRACKS」は、お互い似た環境下で活動を続けている者同士、その繋がりをより深め、そこから又新たな可能性を見いだす事を目指した交換展です。
第2回となる今回は2人の女性作家の作品をご紹介します。
あばら屋に吹き込むスキマカゼは、どの様な対流を見せてくれるのか。
ゆくゆくはその流れが強いうねりとなり、各々の船を進める力となる事をねがう。
近藤 佳那子
1987年三重県生まれ
2008年愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻入学
2014年愛知県立芸術大学博士課程前期油画・版画領域研修科 修了
2009年「植野のぞみ×近藤佳那子展」(galleryUST1/津/三重)
2010年「回る」(市民ギャラリー矢田/名古屋/愛知)
「API2010展」(三重県総合文化センター/津/三重)
2011年「東京スコポフィリー」(東京アパートメント/板橋区/東京)
「API2011展」(三重県総合文化センター/津/三重)
「ヨコハマトリエンナーレ2011特別連携プログラム新・港村新ナゴヤ島」
学食二階次元ワークショップ「交々」(新港ピア/横浜/神奈川)
「Standard error」(学食ニ階次元/愛知県立芸術大学/愛知)
愛知県立芸術祭プレイベント(アートラボあいち/名古屋/愛知)
愛知県立芸術大学卒業制作展(愛知県立美術館ギャラリー/名古屋/愛知)
2012年 ファン・デ・ナゴヤ2012「SPOT/IN/CUBE」企画・展示(市民ギャラリー矢田/名古屋/愛知)
2013年「Flesh and bone」企画・展示(海岸通りギャラリー・CASO/大阪港/大阪)
「途ちゅうのはし」(Gallery FINGER FORUM/藤が丘/愛知)
2014年 愛知県立芸術大学修了制作展(愛知県立美術館ギャラリー/名古屋/愛知)
2015年「open/close」(アトリエ/瀬戸/愛知)
五十里 咲子
1988 愛知県名古屋に生まれる
2012 愛知県立芸術大学卒業
2014 愛知県立芸術大学大学院
2016 秋田にて稲作を中心に農村文化を学ぶ(18年まで)
2018 愛知県立名古屋市在住
展覧会概要
期間 | 2018/08/21(火) 〜 2018/09/02(日) |
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会場・開催場所 |
Art Spot Korin
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時間 | 15:00~19:00 |
お問い合わせ |
TEL:075-746-3985075-746-3985
FAX:075-746-3985 |
artspotkorin@gmail.com | |
ホームページ | https://artspotkorin.wordpress.com |
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