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イケミチコ「昭和は遠くになりけりー亡父と故S氏へのオマージュー」

2019/11/12 ~ 2019/11/24


【Art Spot Korin】

Art Spot Korin

3歳の時に、父が亡くなった、
家業(薬局)を放ったらかしにして父が撮り続けたおびただしい数の写真が残っている。ほとんど毎日、学校から帰ると直ぐに二階にあがり、桐の箪笥の奥から古い厚いアルバムを出して眺め続けた。父の記憶がない私が父を知る唯一の手掛かりであり、父親を中心に母がいて、姉兄がいる日本人の家庭の日常があったのだと感じる事の出来る一人の時間であった。アルバムを一枚一枚めくりながら、空想にふける私だけの妄想の儀式?であった。

母は一歳の時に亡くなった。その後、父の撮った写真は少ない。だからなのか、末っ子の私を父が撮った写真は一枚しかない。母が亡くなった後、祖母に抱かれて不服そうな悲しい顔をした一枚である。

父の大学時代から、戦前、戦中、戦後の写真からは、私の知らない昭和初期の細やかな日常の雰囲気を感じとることができる。戦争と言う最大の悲劇があった昭和の時代は、色々な意味で激動の時代だったと思う。

昭和、平成、令和となり、様々な問題をかかえて、令和の時代はどんな日本になっていくのでしようか、私は父の遺した写真をもとに、昭和生まれの日本人が78%しめる今、昭和を振り返ってみたい。

「昭和は遠くなりにけり」

私小説的にならないように!なるべく元の写真の持つ雰囲気を壊さないように!
それだけを気をつけながら、写真の中の父と対峙して制作することは、ワクワクするいい時間でした。

いま。父に聞いてみたい。
「お父さん!日本人はどこから来たのでしようか?そして、日本人はどこへ行くのでしようか?」
 

イケミチコ

【近年の主な個展】
2019 昭和は遠くになりにけり -亡父と故S氏へのオマージュ- Art Spot Korin(京都)
2019~1995 未来人間ホワイトマン 他 ギャラリーマーヤ(大阪)
2018 なにかが見える Art Spot Korin(京都)
2017 第5回イケミチコオープンスタジオ展 -靴を履いて街に出よう- イケミチコStudio(大阪)
2016 未来人間ホワイトマン -「ホワイトマンと遊ぼう」- LADS GALLERY(大阪)
2015 時の記憶 芦屋画廊(兵庫)
靴をはいて街に出よう -ギャラリーオープン記念展- ギャラリー耀(富山)
2012 第4回イケミチコオープンスタジオ展 (2000、2004、2008) イケミチコStudio(大阪)
神経の再生 -神経再生マシーン希望号- LADS GALLERY(大阪)
2011 See.See.See -見る、視る、観る- MIギャラリー(大阪)
2010 366日の私 -ハードとソフトのはざまで-    LADS GALLERY(大阪)

※他、グループ展・個展多数。

 


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