Exhibitions展覧会

画家・花井正子さんの個展です。パステルで幾重にも色を重ねて描きこむ作品は深く静かな印象ですが、 観るものは内に秘めた彼女の情熱に引き込まれます。
ぜひご高覧ください。

※作家在廊日：10月17・20～22・24・28・29日

花井正子

三重県出身、愛知県豊田市在住。トヨタ自動車本社海外部門、デザインプロダクションを経て、1980年よりフリーランスのイラストレーターとして活動。広告、エディトリアルのイラストレーションを多数制作。
1991年、スペイン、ポルトガル、オランダの旅先での心象風景を発表して以来、 個展・グループ展を多数開催。 1995年、作家の新田純子・編集者とともにトルコを取材旅行する。 同年出版の「トルコ幻想」（後に「はるかなるトルコから」に改題） 新田純子・文、花井正子・画（三修社）では、約100点のイラストレーションを担当。

2005年より紀州に通い始め、紀州を画材にした作品が多く生まれる。 2006年「ワタシ　ハ　アナタ　ヲ　マッテ　イタ」（角川春樹事務所）刊行。 2011年「adagio 花井正子が描く紀州」電子bookをmayatresより発表。 2013年 熊野古道なかへち美術館で花井正子展「紀州 LIVE x いとなみ」を発表。

これまで、個展では、風景・花・フルーツの新作を発表しながら、 コマーシャル・エディトリアル・装画・ポスター等の絵を制作。 150冊以上の単行本・冊子の装丁および新聞挿絵にも関わってきた。 1995-2013年 東京イラストレーターズソサェティ（TIS）会員。TIS退会後、 2015年より、美術家として活動。 2008年より甲南女子大学文学部メディア表現学科非常勤講師。