Exhibitions展覧会
土田泰子個展『Sin』
現代アーティスト・土田泰子の京都初個展。語りでも歌でも芝居でもないコンセプチュアルアートで活動する彼女は、今回生と死、そして罪を見つめ、新作を含めた作品を発表します。また、海外で発表した代表的なインスタレーションを写真展示。日本では珍しいコンセプチュアルな作品をぜひご高覧ください。
『求め捧げるものに』 素材:スポイト(ポリエチレン製) サイズ:160×150×100(cm) 2015年
国内外で精力的に活動している現代アーティスト・土田泰子の京都初個展です。
タイトルの「Sin」とは英語で「罪」を意味しますが、日本語では同じ音で信、新、芯、伸、真、神、親、進、清…など、様々な良い意味合いをもっています。
土田泰子にとって作品をつくることは生きること。生きることは生と死と向き合い続けること。何かを感じれば何かを考え、何かがやってきます。
土田を生かすものはコンセプチュアルアート。 語りでも歌でも、芝居でもありません。アーティストとして物を犠牲にする罪悪感と責任の上でそれでも欲望を満たそうとします。身体が、脳が、心が、それを求めて引き寄せてしまいます。
この彼女がままな欲望が彼女を『新』しいところへ『進』ませてくれたり、『信』じることができたり、心を『清』めることができるのです。
「私が生きるこの世はまさに陰陽。相反するものの絶妙なバランスの共存で、この世が成り立っている。罪を背負い続けて、作る。作り続けて、罪を背負う。私の生涯は『Sin』」
これを、土田泰子は今回の個展で表現します。
今回は、大作1点を含む新作、計6点を含めて展示いたします。
また、土田の海外で発表した代表的なインスタレーションを写した「From my Self to myself」大阪ベース写真家北よしあきの写真も出品いたします。
日本では珍しいコンセプチュアルな土田泰子の作品を、この機会に是非ご高覧ください。
土田泰子
1985 福井県鯖江市出身 愛知県在住
2007 フランス国立ディジョン美術大学 留学
2008 名古屋芸術大学デザイン学部デザイン学科 クラフトブロック メタル&ジュエリーコース卒業
フランス・パリ Cite International des Arts(国際芸術家村)滞在
【代表的な受賞歴】
2009 第27回朝日現代クラフト展 準グランプリ・阪急百貨店賞受賞(阪急百貨店)
2011 FRANCK MULLER ART GRAND PRIX『求ム、創造の天才。』入賞(表参道ヒルズ) 2 「アーツチャレンジ2012」入選し、愛知芸術文化センターのエントランスにて展示。
国内では6度の個展やいくつかのグループ展を経験。 更に、愛知芸術文化センター、DIRECTORS ART FAIR ULTRAや、Bunkamura Box Galleryなどパブリックな展示を経験し、 海外ではSCOPEを中心に欧米のアートフェアに2013年から12回ほど、そのほとんとがGallery G-77から出品。
2014年にはENTRE DEUX CHAISES, UN LIVRE (Private collection of Galila Barzilai Hollander) というブリュッセルの財団美術館で行われた展覧会を経験するなど、 近年、国内外で精力的に活動している。
展覧会概要
期間 | 2015/04/17(金) 〜 2015/05/17(日) |
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会場・開催場所 |
Gallery G-77
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時間 | 12:00~19:00(月曜休廊) |
料金 | 無料 |
お問い合わせ | TEL:090-9419-2326090-9419-2326 |
g77gallery@gmail.com | |
ホームページ | http://www.g77gallery.com |
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