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京都国立博物館「新収品展」

投稿:2018年7月13日

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降ったり止んだりの雨の中、京都国立博物館の新収品展へ行ってきました。
2010から2017年に収集された80件の美術品の展示は、書画、着物、刀、調度品など多岐にわたるコレクションでした。見ごたえがあって、何時間もすごせる空間になっていました。
その中でも、印象に残った展示ふたつについて紹介したいと思います。

ひとつ目は、江戸時代の風俗画「春秋禽狗遊楽図屏風」です。6曲1隻になっていて、向かって右側は、春の桜の中で、小鳥合わせをする様子が描かれていました。小鳥の籠を持ち寄って、羽の色やさえずりを競い合わせているとのことでした。そして左側には、秋の季節の中で、犬合わせをする様子が描かれていて、犬が噛み合っていました。当時は、もの合わせが楽しいイベントだったようで、色とりどりの装いの人々がわいわいと集まっていました。現代のペット愛と少し感覚が違うように思えて、興味深く拝見しました。
ふたつ目は「花唐草蒔絵交椅」です。17世紀のオランダ様式の折りたたみ椅子でしたが、教会へ行く時などに持ち運ばれたとのことでした。細やかな蒔絵と螺鈿の装飾が施された美しい椅子でした。このようなお品は、オランダ東インド会社の商館長や館員が特注して、会社と個人の利益のために要人に贈ることがあったようです。
オランダと極東が融合したような小さな椅子には、東西交流の物語が窺われて、ずっしりした重みを感じました。

新収品展は、7月16日月曜日までですが、たくさんのコレクションを再び拝見する機会があればいいなと思います。

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会場の平成知新館は広々していて、窓からの景色も緑豊かで、大変綺麗でした。レストランやカフェもあって、1日ゆっくり過ごせる素敵な場所です。

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帰り際には、トラりんに会うことができました。フワフワしていて、仕草もとても可愛くて、和みました。充実した時間でした。

 



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