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Report & Review ボランティアライター・ブロガーの皆様からお寄せいただきました
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chakotakoさんの記事一覧

高橋由一 「鮭 」 重要文化財 明治10年頃 (東京芸術大学)   教科書に載っている由一の鮭。日本一有名な鮭。 ついに京都にやってきた、これが本物! 高橋由一「丁髷姿の自画像」 慶応2~3年頃(1866~67) (笠間日動美術館) 日本近代洋画の父と言われる彼は、江戸に生まれた。 洋画を見て衝撃を受けたが習うすべがなく、在住外国人に頼み込んだ。 留学経験もなく...

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上村松園「待月」(大正15年) 京都市美術館コレクション展第2期「京の画塾細見」 8月25日から9月7日までは、「家族でお出かけ節電キャンペーン in KYOTO」で無料である。 (会期は11月25日まで) 近代京都の日本画の特色といえる画塾。 戦前までの主な画塾を代表する画家の作品を一堂に並べた展覧会だ。 竹内栖鳳、山元春拳、上村松園、菊地契月、小松均、堂本印象など、そうそ...

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【ロイヤルコペンハーゲン】 「魚藻文花瓶」ベアタ・ナタニールセン 1984年 塩川コレクション 強烈な陽射しに、日本は熱帯になったかと思わせる、灼熱の夏。 細見美術館へと向かう。 今「細川コレクションーロイヤル  コペンハーゲン ・ ビング  オーグレンダール」が開催中だ。 クリスマスプレート(イヤープレート)やテーブルウェアで知られるロイヤル コペンハーゲンだが、ビング...

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グリューニェニ・ヴィータ (リトアニア) 「The Hunt of the Unicorn」 京都芸術センターで、時々ボランティアをさせていただいている。 現在、「Ori・rhythmⅡ(オリリズム Ⅱ)ー国際現代タペストリー展」 が催されている。 国内だけでなく、外国から招聘した作家の作品が並ぶ今回。 具象・抽象、どちらの作品も作家のイメージの賜物。 それを受けて、鑑賞者...

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エッフェル塔のペンキ工、パリ 1953年 マルク・リブーが写真家集団「マグナム」に参加するきっかけとなったのは、「エッフェル塔のペンキ工」である。 敬愛するアンリ・カルティエ・ブレッソンに薦められたライカを携え、エッフェル塔へと登った。 1953年、パリに出てきてまもない30歳の頃に撮影したものだ。 それから現在に至るまで、フォトジャーナリストとして世界を旅し、歴史のうねりの中に身...

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  ビィクトール・バッシュ広場(パリ)1950年   シャボン玉を吹く男 (ペチコートレーン、ミドルセックス・ストリート、ホワイトチャペル/ロンドン) 1952年頃 伊勢丹で開催中の「イジスーパリに見た夢」。 モノクロのポスターに直感...

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京都大学総合博物館で「ジョルジヨ・ヴァザーリのウフィツィ:建築とその表現」を見た。 私が行ったのは、お正月明けで、とても空いていた。 この博物館に入ったのは初めて。 広い空間を贅沢に使っている。 ヴァザーリは、ルネッサンスの巨人。「美術史の父」とも呼ばれる。 その時代、キラ星の如く活躍していた芸術家達が登場している『芸術家列伝』 この書物であまりにも知られているので、彼自身...

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喫茶葦島(あしじま)は街中のオアシス。 空間を広く取り、座り心地の良い椅子にJAZZの調べ。 ジャパニーズモダンな設えと、現代アートのオブジェ。 大人がくつろげる喫茶店である。 今、作品展が行われている。   徳持耕一朗 作品展 鉄骨彫刻『スイングする鉄の線』 徳持はニューヨークでジャズクラブに通い、ナプキンにジャズメンを描き始める。 ジャズシーンを描き続ける中...

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石版画集「エドガー・ポーに」より 1.眼は奇妙な気球のように無限に向かう(1882)(岐阜県美術館蔵) 「眼をとじて」(1900以降)(岐阜県美術館蔵) 美術館「えき」KYOTOで「ルドンとその周辺ー夢見る世紀末展」を見た。 岐阜県美術館の改修に際し、館が所蔵するオディロン・ルドンとその周辺の19紀末ヨーロッパ象徴主義コレクションを集めた巡回展である。   ルド...

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京都国立近代美術館で「「織」を極める―人間国宝 北村武資」展を見た。 氏は、前漢時代に起源を持つ羅を目にして衝撃を受け、その復元を志す。 やがて、起源を同じくする「経錦」と共に、二つの重要無形文化財保持者(人間国宝)となった。 オリジナルの「透文地」なども考案し、長年、織物の研鑽に努めてきた。 今回の展覧会では、織のミクロからマクロまでを含む解剖学的側面を、映像で見ることができる。...

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