春画は生が最高（「春画展」細見美術館）

ギャラリーパルコで開催された春画についての応援を聞く機会に恵まれました。

細見美術館で開催された「春画展」で作品を楽しませてもらいましたが、春画というものは昔は嫁入り道具として持たされていたために大名家に残され、幕末に日本に来たペリーさんへの土産としてもプレゼントされたとのこと。あちらの方は驚き「びっくりポン」だったようです。

そして先日、ギャラリー三条祇園で開催された春画展でも歌川国貞の春画を生で見させていただきました。
画集と版では、雨が省略されていたりカラーの色目の違いもありました。
なによりこの展覧会は事前申し込み制だったためゆったりと拝見することができ、ギャラリーでのお茶も格別の接客。そして絵巻物まで解説付きで見ることができ、大変満足してきました。
春画の子供像もしかり、初対面は「へーの絵巻物」おならで対戦する様子が描かれていました。
笑い飛ばすしかできないひと時を味わわせていただきました。

印刷では感じられない、春画の毛一本一本の描写などはやはり生が最高でした。

文責：のり憲