細見美術館「麗しき日本の美」

細見美術館へ行ってきました。
初めてです。
全くの一人で独占状態で鑑賞出来ました。

ミュージアムショップには数人グループのお客さんがおられたので、まったくラッキー！でした。
ともすれば、グループのマダムはノイジーなことがございます。
美術館・博物館の作品のテーマに沿った内容だったり、溢れ出る感動のうなずきなら多いに許せるのですが…
世間話はハッキリ言ってガッカリします。
細見美術館はフローリングなので、コツコツとしたヒールの音も気になるのですが、それはそれで仕方なし。
そして、声がよく響きます。
ですから心して大人の振るまいを願いたいものです。
で すから、”こいつは、春からぁ～縁起がいいわい”状態でした。

さて、伊藤若冲のお初二点＜簡素に墨絵＞…合計三点展示されてました。
”鼠の婚礼”もおめでたい新春らしい心遣いです。
干支ではないのですが、とにかく微笑ましい作品です。
伊藤若冲展の時はゆっくりと鑑賞できませんでしたもん。
蒔絵もかぶりつきです。
細かい技法での作品多数！
虫眼鏡持って来ればよかったです（笑）

貸し切り状態でした。初めてです。全くの独りはさすがに贅沢です。
お軸などは座って拝見したいので、遠慮せずかがみ込んでゆっくり鑑賞
また、豪華な屏風は引きでたっぷり眺められます。
長いすにも腰かけて、 リラックスできました。

細見美術館での思い出です。
本当に小さなひそひそ声で、作品について話されているフランス語のマダム二人！
その素敵な佇まいは忘れられません。
偶然目が合ってしまたとき、さりげなく微笑まれお話しを止められました…
あのようなマダムになりたいものです。



冬枯れの疎水べりにゆっくり歩いてみましたら、疎水はメンテナンス中。
鴨が日向ぼっこしてました。

冬の京都ならではの、至福の時でした。

文責：京おはるぅ～