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京都国際写真祭 KYOTO GRAPHIE

投稿:2014年5月13日

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さて、前回の「てんとう虫プロジェクト」に引き続きまして、京都芸術センターです。
そして、この赤い旗は「京都国際写真祭 京都グラフィー」の目印です。

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ふらりとのぞいてみると、階段の踊り場で映像が流れていました。
上映内容は波打ち際に、大きな木の立体作品が据えてあり、犬や人が訪れるそんな情景。波の音と音楽が心地よい。うーん♪
これが夢ならば、なんて退屈で、なんて安心な夢だろう。快適やー。

それから、ある教室の中では、大きなスクリーンに火山口のような場所が映っていました。火はいろいろを感じさせますね。

今年は、なるべくあっさりと作品に触れていこうと思っているのですが、どうしてもずいずいとあれこれ思いを巡らせてしまいます。もっと感覚だけで感じてみるぞ。

で、次はこちら。Gallery PARCで開催中の
写真家・大洲大作(おおず・だいさく)さんの写真展です。
 
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《光のシークエンス ― 北陸本線》©Oozu Daisaku

写真パネルがいくつも吊るされていました。
その合間を縫って歩きます。誰かの記憶の中を歩いているみたい。

次はあそこだ!小さく黄色い旗を発見。同時代ギャラリー。
 
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ここではトーク会が始まったところでした。
入れそうでしたが、躊躇して、急ぎ足で次に…。

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京都文化博物館。なぜだか、ものものしい雰囲気です。
グッズ売り場で去年の作品と遭遇。一年経つのは早いなあ。


さてさて、今回の写真祭、私のメインはこちらです。

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去年、作品を見せていただいた永井さんからメールをいただきまして
(作家さんが皆さんに出すご案内メール♪嬉しいです。)
ギャラリー9さんまで歩きます。ギャラリー9さんは写真屋さんの上の階です。

永井漠さんは、今年も丁寧におもてなししてくださって、感激でした。
作品はとても静かで、奥まで続く底なしの袋を覗いているような気持ちになりました。
そして今回もまた、モノクロ写真について考えることになりました。
この方の作品は、どうしてか、モノクロなのにすごく優しい。
白と黒なのに柔らかさがあって不思議です。

去年は全部見て回って、ウォークラリーのように楽しみましたが、今年は、ふらりと出くわす旗印にだけ寄ってみました。
(だって自転車がなくなっちゃって、歩いて回るのに限界があるんだもの)

なぜ私はこの作品に出会えたのかな、とか考えると楽しいです。
何か、秘密のメッセージがあって、受け取りに行かなきゃいけなかったのかなーとかなんとか。
私が呼んだのか、作品が呼んだのかわかりませんが、ご縁は不思議でありがたい感じです。

なーんてあんまり考えないで単純に感じてみるんだった。
今までは解説を読むのも好きだったけれど、今年はなるべく読まないつもりなのです。
それって自分の中では、なかなかの冒険です。
ではー!(^^)!



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