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ルーヴル美術館展 日常を描く-風俗画にみるヨーロッパ絵画の真髄 を観に行きました。

投稿:2015年9月22日

今回はフェルメールの傑作天文学者の初公開でした。
フェルメールって美術館では何度も取り上げられている展示会ですが、「天文学者」などの展示は珍しいかもしれません。
私はお盆連休時に訪れさせていただきました。

テーマは農民や労働者、家庭生活などの日常を描いた風俗画で、
本展では多様性にみちたヨーロッパの風俗画の展開を、古代エジプトとギリシャの作例を起点に、16世紀初頭から19世紀半ばまでの絵画約80点によってたどっているそうです。
17世紀オランダ絵画のフェルメールの天文学者ですが、みどころはやっぱり光の反射(光沢ですね)を綺麗に描いているところにあります。

当日はものすごい人で、ずーっと列になっていてどこに天文学者が展示されているか全然わかりませんでしたが(またバックして戻りました)まぁまぁこじんまり展示されています。

ものすごいのがお土産コーナー。
入り口も昔風の建屋なので大変分かりにくいですが(2つ展示してますので入り口正面の左側を行かれる方は選んでください)まぁ、なんとかなります。
父も「爺割り(シルバー割引)はないのか?」って言ってましたが、60歳以上割引とかはなく、一般と学割と子供料金しかありません。
 
割引ね、沢山高齢者いらっしゃるので団体割以外にも作ってもらってもいいかもしれません。

そういうフェルメールでしたが、どうだろう。
教科書に載ってるような絵は少なかったですね。クエンティン・マセイスくらいですかね、どっかで見たことあるようなのは(両替商とその妻)
身づくろいをする女性、授乳する女性、読書をする女性など、室内における女性の日常生活とかの「鏡の前の女」は結構綺麗で、これは女性の魅力を十分に引き出して描かれているそうでした。

面白い話は…ですが、この時代のヨーロッパ(しかもオランダ)ってものが無かった時代なので、農民系の黒っぽいのが多いですよね。
その中でフェルメールのは光沢があって綺麗と言うか…
ポストカードでよいので並べてみて比較するとその立体感といい、光沢感といい部屋に飾ったときの質感の違いがよく分かる作品だと思います。




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