Exhibitions展覧会
ロニスの見つめたパリの自由 WILLY RONIS 展
戦後フランスを代表する写真家の一人、ウィリー・ロニス。2009年に99歳で亡くなるまで、故郷・パリを中心にそこに生きる人々の日常のふとした瞬間を切り取り、多くの作品を残しました。そこには、ユーモアと温かい人間性が溢れています。展覧会では何必館コレクションの中から厳選したオリジナルプリント約60点を一堂に展示します。
ウィリー・ロニス(1910-2009)は、アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロベール・ドアノーと共に、戦後フランスを代表する写真家の一人です。
昨年、2009年9月12日に99歳の生涯を終えたロニスは、まさに20世紀の証人とも言えます。その長い人生の中で彼は、ルポルタージュ写真を始め、広告、ファッションなど幅広い分野の作品を数多く残しました。
中でもロニス独自のユーモアと温かさが光るのが、故郷・パリに生きる人々の、日常のふとした瞬間を切り取ったものです。
バスティーユの7月革命記念塔に上る一組の恋人たち。無事に帰還した兵士を優しく迎えるシスター。その一つ一つの作品に、写真家ウイリー・ロニスの捉えたパリの瞬間が、優しさと誠実さをもって浮かび上がります。
ロニスは「写真家の行為は心の中のことである」と平凡な生活に最もこだわり、自身が街の中に溶け込みながら作品を撮り続けました。
決して特別な風景や出来事でなくても、そこには、生きる喜びや日々の美しさ、そして自由の心が確かに息づいています。
「用心深く、誠実であるままに人生の道を進む」
そんな純朴な考えを胸に写されたロニスの20世紀のパリ。
その一瞬が永遠となり今でも色褪せることなく私たち見る者の心に静かに寄り添います。
展覧会では、何必館コレクションの中から、厳選されたオリジナルプリント約60点を一堂に展示します。
ウィリー・ロニス生誕100周年を迎えるこの機会に、是非ご覧下さい。
昨年、2009年9月12日に99歳の生涯を終えたロニスは、まさに20世紀の証人とも言えます。その長い人生の中で彼は、ルポルタージュ写真を始め、広告、ファッションなど幅広い分野の作品を数多く残しました。
『セーヴル・バビロン交差点、 パリ』(1984年) |
『ホンダメンタ・ヌォーヴェ、 ヴェニス』(1959年) |
バスティーユの7月革命記念塔に上る一組の恋人たち。無事に帰還した兵士を優しく迎えるシスター。その一つ一つの作品に、写真家ウイリー・ロニスの捉えたパリの瞬間が、優しさと誠実さをもって浮かび上がります。
ロニスは「写真家の行為は心の中のことである」と平凡な生活に最もこだわり、自身が街の中に溶け込みながら作品を撮り続けました。
決して特別な風景や出来事でなくても、そこには、生きる喜びや日々の美しさ、そして自由の心が確かに息づいています。
「用心深く、誠実であるままに人生の道を進む」
そんな純朴な考えを胸に写されたロニスの20世紀のパリ。
その一瞬が永遠となり今でも色褪せることなく私たち見る者の心に静かに寄り添います。
展覧会では、何必館コレクションの中から、厳選されたオリジナルプリント約60点を一堂に展示します。
ウィリー・ロニス生誕100周年を迎えるこの機会に、是非ご覧下さい。
展覧会概要
期間 | 2010/10/09(土) 〜 2010/12/12(日) |
---|---|
会場・開催場所 |
何必館・京都現代美術館
|
時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) |
休館日 | 休館日:月曜日(ただし10/11は開館) |
料金 | 一般:1,000円 学生:800円 |
注意事項等 | ※展覧会を記念し、『ウィリー・ロニス 写真集』(2,800円)が出版されます。 |
お問い合わせ |
TEL:075-525-1311075-525-1311
FAX:075-525-0611 |
ホームページ | http://www.kahitsukan.or.jp/ |
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