Exhibitions展覧会

没後200年記念 上田秋成

2010/07/17(土) 〜 2010/08/29(日)

京都国立博物館 

『雨月物語』の著者として知られる上田秋成(うえだ・あきなり/1734-1809)は、小説家・俳人・歌人・国学者として上方で活躍し、独自の世界を築きました。 展覧会では彼の雅俗にわたる文事と、彼と交友した池大雅や与謝蕪村、円山応挙、伊藤若冲など多くの文人・画家たちによる書画を展示。秋成を通して見た、18世紀後半の日本の、多彩で豊かな文学・芸術の世界をご紹介します。

江戸時代に書かれた、現代で言うホラー小説の先駆け的な存在である怪異小説『雨月物語』。
日本・中国の古典をベースにオリジナリティを加えた九篇の物語で構成された物語は、古典的な文体に柔らかい和文調を交えた、流麗な文体が特色のひとつとなっています。

この作者として有名な上田秋成(うえだ・あきなり/1734-1809)は、小説家としてだけでなく、俳人・歌人・国学者としても多くの著作を残し、独自の世界を築きました。
大坂に生まれた秋成は、前半生をこの地で過ごし、43歳の時に『雨月物語』を出版します。
60歳になって京都に移り住みますが、その後も続く旺盛な執筆活動には驚くべきものがあります。晩年の傑作『春雨物語』も京都で執筆されたものです。また、屈託のない語り口で記された随筆(エッセイ)『胆大小心録』からは、当時の文人や画家達との交流の様子が活き活きと浮かび上がってきます。
特に、円山応挙に対する「絵は応挙の世に出て、写生といふことのはやり出て、京中の絵が皆一手になつた事じや」という一文は、応挙の画風と影響力を物語る同時代の証言として、美術史研究の場でも頻繁に取り上げられてきました。

この展覧会では、初期から晩年にいたる秋成の自筆や出版物などを広く集め、彼の幅広い活躍をご紹介します。さらに、『胆大小心録』にも登場する円山応挙をはじめ、とりわけ交友の深かった呉春、池大雅や与謝蕪村、そして交友のあった田能村竹田、秋成の蟹型墓石の作者といわれる伊藤若冲といった、画家たちによる名品も併せて展示します。
上田秋成という魅力的な人物を通してみた、18世紀後半の日本の多彩で豊かな文学・芸術の世界をお楽しみ下さい。

【同時開催】特集陳列 新収品展
2008~2009年に京都国立博物館が収集した美術品・文化財を展示します。

展覧会概要

期間 2010/07/17(土) 〜 2010/08/29(日)
会場・開催場所 京都国立博物館
時間 9:30~18:00(金曜日は~20:00)
※入館は閉館30分前まで
休館日 休館日:月曜日(ただし、7/19、20は開館)
料金 一般:800円(団体600円)
大学・高校生:500円(300円)
中学生以下無料
注意事項等 ※団体は20名以上 ※この料金で同時開催の「新収品展」もご覧になれます。 ※障害をお持ちの方と介護者(1名)は無料でご覧いただけます(入口にて障害者手帳をご提示下さい) ※京都国立博物館のキャンパスメンバーズ会員校の方は無料となります(入口にて学生証を提示して下さい)
お問い合わせ TEL:075-525-2473075-525-2473
(テレホンサービス)
ホームページ http://www.kyohaku.go.jp/

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