Exhibitions展覧会

Trouble in Paradise/生存のエシックス

2010/07/09(金) 〜 2010/08/22(日)

京都国立近代美術館 

京都市立芸術大学創立130周年記念事業に協賛して開催される展覧会。生命、医療、環境、宇宙における芸術的アプローチなど、現代の先鋭的なテーマに挑戦する国内外の12のプロジェクトを紹介。ワークショップなど様々な切り口で一見無関係な分野・テーマ同士の交流・対話を図り、「生きることの倫理=Ethics」を見つめなおします。

水のゆくえ:アクアカフェ @KCUA Café (担当:井上明彦)


未来の家政学・Tea House of Robots  rootoftwo + PLY Architecture (University of Michigan)


「蜂」プロジェクト
スサーナ・ソアーズ(Susana Soares)

京都市立芸術大学創立130周年記念事業に協賛して開催される展覧会。
この展覧会では、生命、医療、環境、宇宙における芸術的アプローチなど、現代の先鋭的なテーマに挑戦する国内外の12のプロジェクトを紹介。 これを通じ、美術家や科学者、アクティヴィスト(※)などが分野を超えた交流を重ねることで、宇宙滞在、発達障害、遺伝子組み換え、認知症、庭園、脳科学など、一見バラバラで無関係に見えるこれらのテーマを、相互交流と対話が可能な、新しい関係として再配列することを目指します。
 ※積極的に意見をいい、企業価値向上に取り組む投資家のこと。転じて、社会貢献・アプローチを行う活動家のこと

展覧会を通じて生まれる新しい関係と視点は、私たちが日頃馴染んでいる経験や社会的制度を捉え直すものになるだけではなく、「ヒト、時間、空間」など、「生存」に関わる基本的概念の再構築を促す大きな可能性を含むものになります。

展覧会に併せて、鑑賞者が制作のプロセスに触れながら生きた知を収集/生産するためのワークショップや、生命・環境・宇宙・医療と芸術の新しい関係を探る国際シンポジウムも開催されます。
また、認知症、自閉症の人々を対象とした作品経験の機会を設定し、芸術・鑑賞・教育と医療の意味を問う対話の場となることも計画しています。

そして同時に、明治期における京都近代化のシンボルであった、京都国立近代美術館横を流れる琵琶湖疏水を今日的な視点から取り上げ、各々のプロジェクトをメタレベルで関係づけるフィールドワークなども開催されます。

エシックス(Ethics)とは、「倫理」のこと。それは、規範、モラル、道徳、善など様々な意味を内に秘めています。
医療や環境、果ては宇宙まで、複雑な「現代」とそれを構成する多彩なテーマ。それに展覧会から各種イベントまで様々な形でアプローチすることで、「生きることの倫理」を見つめなおします。


関連リンク

「Trouble in Paradise/生存のエシックス」専用ホームページ
「Trouble in Paradise/生存のエシックス」:京都国立博物館近代美術館

展覧会概要

期間 2010/07/09(金) 〜 2010/08/22(日)
会場・開催場所 京都国立近代美術館
時間 9:30~17:00(金曜日は~20:00/入館は閉館30分前まで)
休館日 休館日:月曜日(ただし、7/19(月・祝)は開館。翌日7/20(火)は休館)
料金 一般:850円(前売 700円/団体 600円)
大学生:450円(350円/250円)
高校生以下:無料
注意事項等 ※団体は20名以上 ※心身に障害のある方と付き添いの方1名は無料(入館時に証明できるものをご提示下さい) 【チケット取扱プレイガイド】 チケットぴあ(Pコード:764-231)、ローソン(Lコード:53178) ほか主要ガイド、コンビニエンスストアなど
お問い合わせ TEL:075-761-4111075-761-4111
075-761-9900 (テレホンサービス)
E-Mail info@ma7.momak.go.jp
ホームページ http://www.engagementkyoto.jp/

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