Exhibitions展覧会

ヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル展 後期:~映画とその周辺~

2011/10/07(金) 〜 2011/10/23(日)

チェコアニメの巨匠であり、シュルレアリストのヤン&エヴァ シュヴァンクマイエル夫妻による、関西初の大展覧会。オブジェ・絵画・版画・ドローイング・コラージュなど、映画館と美術館の境界を事実上取り払ってしまった作家の真骨頂言うべき作品群をご覧ください。10月には新作映画も京都にて公開。映画に関係した作品も展示されます。

チェコ生まれのシュルレアリズムを代表するアーティスト、シュヴァンクマイエル夫妻。
この展覧会では、これまでの展覧会と同様、様々な素材を使ったオブジェ、絵画、版画、ドローイング、コラージュなど、いかにも、シュヴァンクマイエル夫妻らし い、多岐にわたる作品群関西初公開の作品です。

副題の通り「映画」に関連したものが一つの核になりますが、しかしこれらの作品は、映画館と美術館の境界を、事実上取り払ってしまった作家の、真骨頂とも言うべき作品群です。
また今回はそれに加えて、 新たに日本のために制作したものも含まれています。

新装版の表紙のために描いた「アリス」が2点。
そして、日本が、世界の美術史に大きな影響 を与えた木版画。
シュヴァンクマイエルが下絵を描き、茨城の木版工房と京都で伝統木版技法を継承する「竹中木版 竹笹堂」が、江戸時代から伝わる伝統的な技法で制作した作品は、下絵が8点、その中から選ばれ制作された木版画が3点展示されます。
また加えて、木版画の制作過程を理解してもらうために、版木と順序摺りを展示します。

日本の百鬼夜行絵巻を意識した妖怪 と、彼が独自に生み出した妖怪からなる絵柄は、私たち日本人を魅了してやみません。
さらに、現在制作中のラフカディオ・ハーンの「妖怪」のための挿絵と、 歴史的な事件と言ってもいいコラボレーションの産物、日本が世界に誇る世界的な写真家・細江英公が雑誌『プリンツ21』で撮り下ろしたシュヴァンクマイエルのポートレートも展示します。

また、映像ホールでは、貴重な映像作品の特別上映も予定されています。

※展示は二期制です。前期・後期で展示作品の入れ替えがあります。
【前期展示】 平成23年7月22日(金)-8月14日(日)  the works for Japan
【後期展示】 平成23年10月7日(金)-10月23日(日) ~映画とその周辺~

※会場は別館ホールです。

■ 10月には京都シネマ(COCON烏丸内)にて、「サヴァイヴィング ライフ」がロードショー予定!

展覧会概要

期間 2011/10/07(金) 〜 2011/10/23(日)
時間 10:00~19:00(閉館30分前までの入場となります)
休館日 月曜休館
料金 【前後期共通前売り券】
大人:1,500円
大学生:1,300円
中高校生:1,100円
12才以下:無料

【各期当日券】
大人:800円
大学生:700円
中高校生:600円
12才以下:無料
お問い合わせ TEL:0743-73-36010743-73-3601
(月眠)
ホームページ http://www.bunpaku.or.jp/exhi_hall.html

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