Exhibitions展覧会

平成22年春季企画展「風炉を楽しむ」

2010/03/12(金) 〜 2010/06/27(日)

大西清右衛門美術館 

立夏を迎える五月は、お茶室のしつらえも清々しく改まる季節です。大西清右衛門美術館の平成22年度春季展覧会は、釜を掛けて湯を沸かすためのお道具「風炉」にみる多彩な意匠に注目。茶の湯釜の名品とともにお楽しみ下さい。

二代浄清作『唐銅七宝透舟形風炉』

15代浄心作『唐銅鳳凰風炉 累座富士釜添』

二代浄清作『唐銅蝙蝠風炉』
立夏を迎える五月。お茶室のしつらえも清々しく改まる季節です。
大西清右衛門美術館の平成22年度春季企画展では、この季節に欠かせない茶道具のひとつ「風炉(ふろ)」にみる多彩な意匠に注目します。

釜を掛けて湯を沸かすための茶道具「風炉」は、主に五月から十月にかけての茶室の風情を彩るには欠かせない茶道具のひとつ。様々な趣向に応じた用い方が受け継がれ、楽しまれています。

釜師である大西家はその風炉の制作を担い、代々にわたり精緻な技を注いできました。展覧会では、風炉というひとつの茶道具に光をあてるとともに、茶の湯を通じて四季折々の季節感を楽しみ重んじた先人の心にふれることで、京都で育まれた茶の湯文化の一端を広くご紹介します。

展示室では、収蔵されているさまざまな「風炉」を一堂に展示。その多様な意匠にせまるとともに、風炉・釜以外の茶道具や、古くより伝わる紙形・木型といった制作に関する史料も紹介します。また茶室「弄鋳軒」では、清々しい風炉の季節にちなんだ道具組の展示を行います。

形も色々、個性たっぷりの多様な風炉の意匠。その魅力を存分にお楽しみ下さい。

展覧会概要

期間 2010/03/12(金) 〜 2010/06/27(日)
会場・開催場所 大西清右衛門美術館
休館日 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
※5/6(木)・5/10(月)は開館致します。
料金 一般:700円(団体 600円)
大学生:400円(300円)
高校生以下無料
注意事項等 ※団体は20名以上 ※高校生以下のお子様と同伴の保護者1名は入館無料 ※障害者手帳をお持ちの方と同伴者1名は入館無料 ※期間中は館内の茶室にてお抹茶と和菓子を頂くことが出来ます(一人500円/団体の場合は要予約)
お問い合わせ TEL:075-221-2881075-221-2881
FAX:075-211-0316
E-Mail webmaster@seiwemon-museum.com
ホームページ http://www.seiwemon-museum.com/

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