Exhibitions展覧会

メジエール×クリスタンの世界―フランスSFマンガの想像力

2010/03/27(土) 〜 2010/06/20(日)

京都国際マンガミュージアム 

これまで、フランスのコミックス「BD(バンド・デシネ)」を紹介する展示企画を開催してきた京都国際マンガミュージアム。2010年は、映画『スター・ウォーズ』にも影響を与えた長寿SFコミックス「ヴァレリアンとロールリーヌ」シリーズの作者であるバンド・デシネ(BD)界の巨匠、ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタン両氏を招聘。展覧会や日本のクリエイターとのトークショーなどを通じ、SFマンガとBDの想像力の広がりを感じて頂くプログラムです。

京都国際マンガミュージアムではこれまで、2008年「バンド・デシネの歴史と展開」展、2009年フランス・マンガ界の巨匠メビウス氏を招待し企画展や講演会を行った「メビウスの世界」とフランス・コミックス=バンド・デシネ(BD)を紹介する展示企画を行ってきました。
今年は、京都精華大学と京都国際マンガミュージアムの呼びかけにより、映画『スター・ウォーズ』にも影響を与えた長寿SFコミックス「ヴァレリアンとロールリーヌ」シリーズの作者で、バンド・デシネ(BD)界の巨匠である、ジャン=クロード・メジエールとピエール・クリスタン両氏の招聘が実現しました。両氏と、日本のトップクリエーターたちとのトークショーや展覧会など、SFマンガ/BDが持つ想像力のひろがりを感じられるプログラムとなっています。

※このプログラムは、「京都マンガフェスタ2010」の関連企画です。

【出演者プロフィール 】
ジャン=クロード・メジエール Jean-Claude Mézières

1938年パリ郊外のサン=マンデに生まれる。71歳を迎えた現在でもBD作家として現役で活躍中。代表作「ヴァレリアンとロールリーヌ」は2007年に第20巻が出版され、単行本としては未刊行だった第1話「ヴァレリアンの悪夢」を収めた第0巻や短編集を含めて、22巻が刊行されている。1984年にはその業績が評価され第11回アングレーム国際バンド・デシネ・フェスティバルでグランプリを授与される。1997年にはリュック・ベッソン監督の映画『フィフス・エレメント』の美術設定に協力。2010年はじめには「ヴァレリアンとロールリーヌ」はシリーズ最終第21巻が刊行され、40年以上続いたシリーズが完結した。

 

ピエール・クリスタン Pierre Christin

1938年パリ郊外のサン=マンデに生まれる。BD原作者。代表作はメジエールと組んだ「ヴァレリアンとロールリーヌ」。メジエールだけでなく、ジャック・タルディ、フランソワ・ブックといった著名な作家とも仕事をともにし、とりわけ、エンキ・ビラルと組んで作った「黒の騎士団」(Les Phalanges de l'Ordre noir)と「狩猟」(Partie de chasse)は政治的な主題を扱ったBDの古典として、現在も高く評価されている。また、ビラルの最初の映画『バンカー・パレス・ホテル』では、ビラルとともに脚本を担当しており、BD原作、小説、映画の脚本と、その才能を遺憾なく発揮している。

展覧会概要

期間 2010/03/27(土) 〜 2010/06/20(日)
会場・開催場所 京都国際マンガミュージアム
時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日 毎週水曜(休祝日の場合翌日)
料金 無料
※ただし、ミュージアム入場料(大人500円、中高生300円、小学生100円)は別途必要。
お問い合わせ TEL:075-254-7414075-254-7414
FAX:075-254-7424
ホームページ http://www.kyotomm.jp/event/evt/bdsf2010.php

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