Exhibitions展覧会
こころをかたちに-新造形の誕生-
東洋の古典に西洋画を取り入れた具象絵画から、戦後の抽象絵画にいたるまで幅広い画業を展開し、日本画家の中でも特異な存在ともいえる堂本印象。 今回の展覧会では1960年以降、目に見えない「こころの造形」を求め独自の日本画表現=「新造形」を目指した時代の印象作品を紹介します。墨線や明暗、色彩が織り成す自由な表現の中にある、晩年の画家の取り組みを感じて下さい。
堂本印象は、東洋の古典に西洋画を取り入れた具象絵画から、戦後の抽象絵画にいたるまで幅広い画業を展開しました。これは日本画家のなかにおいても特異であるといえます。
今回の展覧会では、この世に存在するもののかたちを超えて、こころの内側を表現することに徹した、1960年代以降の作品を紹介します。
堂本印象は1963年、このような言葉を残しています。
「地上の形態を超えたる永遠 なるものの美を、屈従と苦悩の伝統からでなく、抽象することによって、自由な公共芸術は生まれる」
印象は、戦後の混沌とした状況の日本で、人々の思考や社会が激変するなか、美の本質を既存の対象―目に見える具体的なものから、目に見えない「こころの造形」に求めました。それまでの伝統を打ち破り、独自の日本画表現 を目指したのです。そして、その「不可解な美」の姿をつかもうと意欲を傾けた作品群を、印象は自ら「新造形」と名づけました。
墨線や明暗それぞれの色彩が織り成す自由な表現のなかに、芸術創造に向き合う画家の晩年の取り組みを感じ取って下さい。
今回の展覧会では、この世に存在するもののかたちを超えて、こころの内側を表現することに徹した、1960年代以降の作品を紹介します。
堂本印象は1963年、このような言葉を残しています。
「地上の形態を超えたる永遠 なるものの美を、屈従と苦悩の伝統からでなく、抽象することによって、自由な公共芸術は生まれる」
印象は、戦後の混沌とした状況の日本で、人々の思考や社会が激変するなか、美の本質を既存の対象―目に見える具体的なものから、目に見えない「こころの造形」に求めました。それまでの伝統を打ち破り、独自の日本画表現 を目指したのです。そして、その「不可解な美」の姿をつかもうと意欲を傾けた作品群を、印象は自ら「新造形」と名づけました。
墨線や明暗それぞれの色彩が織り成す自由な表現のなかに、芸術創造に向き合う画家の晩年の取り組みを感じ取って下さい。
展覧会概要
期間 | 2010/06/18(金) 〜 2010/10/24(日) |
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会場・開催場所 |
京都府立堂本印象美術館
|
時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館) ※7/19、9/20、10/11は祝日のため開館。7/20、9/21、10/12は休館となります。 |
料金 | 一般:500円(団体 400円) 高校・大学生:400円(320円) 小・中学生 200円(160円) |
注意事項等 | ※団体は20名以上 ※65歳以上の方(年令の確認できる証明等を提示)、身体障害者手帳等をお持ちの方等は、無料となります。 |
お問い合わせ |
TEL:075-463-0007075-463-0007
FAX:075-465-3099 |
ホームページ | http://www2.ocn.ne.jp/~domoto/plan/2010/p02/index.htm |
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