Exhibitions展覧会
フィギュアの系譜―土偶から海洋堂まで
今や世界のアートシーンでも高評価を受けている、日本のフィギュア文化。しかしフィギュアを作り愛でる文化は、現代に突如現れたものではありません。遡れば太古の土偶や埴輪、こけし、「ガンプラ」も皆、現在のフィギュアにつながる人形文化の中にあります。 この展覧会では日本の<人形>文化の歴史を紹介し、現代フィギュア文化の代名詞・海洋堂のフィギュア作品を一堂に集めた新しい<フィギュア>展です。
この展覧会は、土偶・埴輪に始まる日本の<人形>文化の歴史を紹介した上で、現代フィギュア文化の代名詞と言っても過言ではない、海洋堂のフィギュア作品を一堂に集めた新しい<フィギュア>展です。
【主な展示内容】
■「海洋堂フィギュア前史」
現代のフィギュア文化が花開くまでの、日本の<人形>の系譜を、兵庫県立歴史博物館が所蔵する「入江コレクション」のおもちゃ資料を中心にたどります。
《入江コレクション》
大阪府吹田市の故・入江正彦氏が収集していた、日本の児童文化史に関する10万点以上にもなるコレクション。江戸時代~現代までの、玩具、書籍、印刷物、生活用品、文房具、教育資料、商業資料、絵画、写真などその内容は多岐に渡る。現在は寄贈先の兵庫県立歴史博物館が管理。
■「フィギュア文化の開花―海洋堂を中心に」
現代におけるフィギュア文化の代名詞、株式会社海洋堂の作品を幅広く紹介します。
《株式会社海洋堂》
1964年創業、本社は大阪府門真市。
フィギュアなど各種模型およびジオラマの製作・販売を手がけ、フィギュアのオマケつき菓子「チョコエッグ」の大ヒットで「食玩」ブームを巻き起こした。
高度な模型を小規模に生産する「ガレージキット」メーカーの草分けでもあり、ガレージキット作家たちの製品即売会「ワンダーフェスティバル」を1992年から現在まで、年2回主催・運営するなど、日本の模型界の技術向上と市場拡大にも大きく寄与している。
「原型師」とも呼ばれる模型製作の雛形を作成するアーティストには、パリやニューヨークにおける現代アート展に作品を出展しているBOME(ボーメ)氏や、その作品がアメリカ自然史博物館に博物資料として収蔵されている松村しのぶ氏といった世界的に活躍する作家も所属している。
展覧会概要
期間 | 2010/07/10(土) 〜 2010/09/26(日) |
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会場・開催場所 |
京都国際マンガミュージアム
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時間 | 10:00~18:00(入館は17:30まで) ※夏休み期間(7月14日~8月31日)は~20:00まで(入館は19:30まで) |
休館日 | 休館日:水曜日 ※夏休み期間(7月14日~8月31日)は無休 |
料金 | 大人:1000円 中高生:500円 小学生:200円 (※ミュージアム入場料(大人500円、中高生300円、小学生100円)を含みます) |
お問い合わせ |
TEL:075-254-7414075-254-7414
FAX:075-254-7424 |
ホームページ | http://www.kyotomm.jp/event/spe/figures2010.php |
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