山口華楊 展

2012/11/02 ~ 2012/12/16


【京都国立近代美術館】

京都国立近代美術館

京都国立近代美術館では25年ぶり2度目となる、近現代の日本画壇を代表する日本画家・山口華楊の大回顧展です。

山口華楊は、明治32(1899)年、京都市中京区油小路錦で友禅の職人をしていた山口安之助・なを夫妻の二男として生まれました。
幼い頃より粘土や筆で動物を写すことが好きだった華楊は、明治45年に格致尋常小学校(現在は京都市立洛央小学校に統合)を卒業すると、岸竹堂や竹内栖鳳の弟子で、動物画や花鳥画をよくした西村五雲に入門しました。
病弱であった師・五雲のすすめにより、華楊は大正5(1916)年、京都市立絵画専門学校(絵専)別科に入学し、同年第10回文展に初入選します。



華楊は一時期、国画創作協会への出品を試みたこともありましたが、昭和2(1927)年、翌3年と2年連続帝展で特選となるなど、官展系展覧会で活躍します。
そして華楊は、師・五雲や栖鳳から受け継いだ円山・四条派の写生の伝統に、絵専で学んだ近代西洋画や革新的な日本画の知識を取り入れ、《黒豹》に代表される近代的な構成を持つ独自の動物画や、新しい時代にふさわしい花鳥画を生み出しました。


自身の創作活動の一方、華楊は母校の絵専、その後身の京都市立美術専門学校で長く教鞭をとりました。さらに、昭和13(1938)年の西村五雲が急逝した後は五雲塾晨鳥社を解散して研究団体晨鳥社を新たに結成し、後進の育成に努めました。
1956年にはこれらの功績により文化勲章を受章し、昭和59(1984)年に亡くなり
ました。


今回の展覧会では、新たに見つかった初期の作品に加え、小下絵、大下絵、素描類を併せて展示します。一貫して写生に
基づいた動物、鳥、樹、花の美を描き続けた画家の全貌だけでなく、創作の過程をも辿ることができます。
前回の展覧会から更にスケールアップした、華楊芸術の神髄をよりよく理解していただける、またとない機会です。

同時開催:日本の映画ポスター芸術展 
CHECK POINT

【関連イベント】記念講演会「山口華楊の魅力」

日時:2012年12月2日(日) 14:00~15:30
講師:上薗四郎(笠間市立竹喬美術館館長)
※ 聴講無料、定員100名
※ 事前申し込みは不要です。当日11:00から受付にて整理券が配布されます。

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