植松永次 個展 「兎のみた空」

2016/06/11 ~ 2016/07/31


【京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)】

京都市立芸術大学 ギャラリー@KCUA(アクア)

伊賀・丸柱を拠点とし、土と火を素材として作品を制作する植松永次。彼は焼成された器としての機能をもつ作品だけではなく、空間を意識的に使ったインスタレーションや観客との対話を中心に据えたインタラクティブ作品など、多様な作品を制作し続けてきました。
この展覧会では、最新作のインスタレーションを中心に、植松のこれまでの創作活動を総観できる多彩な作品群を展示紹介いたします。

油絵やドローイングから創作への関心を抱き始め、その後、根源的な表現を模索する過程で土という素材に出会った植松は自身の活動について「陶芸家の人から見たら、“何してるんや”となるし、現代アートをやってる人から見たら“陶芸やろ”となる。見に来た人も“何してんの?”という感じ。いまだに自分でも陶芸家ともアーティストとも思っていないですね」と言います。
自然体であるがゆえに、既存のジャンルに当て嵌らないその創作は、根元的な問いに対峙し続ける強さと同時に、安易な解に落ち着くことを選ばない自己に対する厳しさの両方を表しています。

この展覧会では、その作品群を通して、制度化された美術とは別のところにある、どこか懐かしく、新鮮な芸術の原泉を垣間見ることができるでしょう。表層的なイメージの均質化とアップデートが繰返される現代において、植松の貫く真摯な姿勢にこそ、いま一度、立ち帰るべき表現を見出すことができるのではないでしょうか。 ぜひこの機会にご高覧ください。
 

植松永次

1949年、神戸に生まれる。1972年、土の質を確かめる事からレリーフを創り、その後東京で焼物の仕事を始める。1975年より信楽に入り製陶工場勤務 の傍ら自らの制作を続ける。1982年、伊賀市丸柱に住居と仕事場を移し、薪と灯油併用の窯を築き野焼きも含め作品の巾は広がる。1996年滋賀県立陶芸 の森に招待され制作。1980年代より個展・グループ展多数。


CHECK POINT

【関連イベント】アーティストトーク/オープニングレセプション

旧知の中であり、ギャラリストとして植松の作品を長年発表していた内田明夫氏とのトークイベント。内田氏は現在、長野県で農業を営んでいます。完全無農薬の米は、ギャラリーで扱っていた美術品と同じく高い人気を誇り、全国に多くのファンがいます。
卓越した審美眼を持つ内田氏からみた植松作品、またこれまでの豊富な人生経験を通した示唆に富んだ話を聞くことができる貴重な機会です。

日時:2016年6月11日(土)《アーティストトーク》14:00~/《オープニングレセプション》16:00~
出演:植松永次(出展作家)、内田明夫(ギャラリスト/農業家)
※入場無料・事前申込不要

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