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打敷の意匠-町衆のこだわり-

2012/12/11 ~ 2013/02/16


【大谷大学博物館】

大谷大学博物館

浄土真宗では、様々な仏具によって堂内を荘厳(飾りつけ)します。
打敷(うちしき)は、こうした堂内荘厳具の一つであり、仏前・尊前の卓上に敷き掛ける錦や刺繍などを用いた布帛(ふはく/綿、麻、絹布、切地などの織物)です。
打敷の形には、三角仕立てのものや、方形のものを逆三角形をなすように二つに折って用いるものがあります。また、文様には、八藤紋や抱牡丹紋をはじめ、阿弥陀仏や浄土の世界を象徴する蓮華、祥瑞をあらわす鳳凰や龍、また唐草文や有職模様などがあり、精緻な刺繍や描絵によって表現されます。



この展覧会では、江戸時代から続く京都の町衆・神田家に伝来した打敷を取り上げ、その意匠の世界を紹介します。


神田家は、代々浄土真宗に帰依した信仰の篤い家で、東本願寺と深い結びつきがありました。
一方、津国屋と号する両替商を営み、町年寄として京都の町政にも参加し、官物掛屋(かけや/公金の出納を請け負う銀行業のような仕事)の御用を勤めました。

展示は、東本願寺から下付された御内仏や、神田家の法要で用いられた打敷を紹介する「打敷の荘厳」と、神田家に伝来する記録と真宗信仰を紹介した「神田家と真宗信仰」の二つのテーマによって構成しています。
京の町衆の美意識と真宗信仰が生みだした打敷の意匠を、神田家の由緒や事績とともにご覧ください。

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