1. 京都で遊ぼうART
  2. 施設から探す >
  3. 美術館・博物館から探す
  4. 京都大学総合博物館
  5. ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界

ツイン・タイム・トラベル イザベラ・バードの旅の世界

2010/01/13 ~ 2010/03/28


【京都大学総合博物館】

京都大学総合博物館

イザベラ・バードは、イギリス・ヴィクトリア女王の時代に活躍し、「王立地理学協会最初の女性特別会員」の栄誉を得た、史上屈指の旅行家です。日本においては明治初期に北海道に旅し、『日本奥地紀行』という本も著した女性として知られています。

しかし、彼女の旅はそれだけには留まるものではありません。1854年のカナダ・アメリカの旅に始まる彼女の旅は、1900~01年のモロッコの旅まで22歳から70歳までの実に半世紀近くにわたり、南米・南極を除いた全ての大陸に及ぶものでした。
また、彼女は長い旅の間に多くの旅行記を執筆するだけでなく、講演活動をはじめとした多彩な活動を行ったことでも有名です。

この展覧会では、地理学者である金坂清則氏(京都大学大学院人間・環境学研究科教授)が、20年をかけて撮影した写真から選んだ100点を、バードの写真や銅版画、記述と対比して展示。イザベラ・バードの旅の世界をたどりながら、1世紀を隔てた風景を「持続と変化」という視点から理解する面白さを伝えます。

「ツイン・タイム・トラベル」という新しい旅の形へと鑑賞者を誘うこの写真展。
これまでの一般的な写真展とは一味違った楽しみ方ができる、ユニークな試みの展覧会です。


CHECK POINT

講演会 『イザベラ・バードの旅と写真』

「ツイン・タイム・トラベル」の考案者であり、展覧会の写真を撮影した金坂清則氏ご本人による講演会が開催されます。
講演会終了後には、展示会場での解説も行われます。


講演会 『イザベラ・バードの旅と写真』
講師:金坂 清則(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)

第一回:2010年1月23日(土) 13:00~15:00
場所:京都大学総合博物館

第二回:2010年3月11日(木) 13:00~15:00
場所:京都大学百周年時計台記念館 国際交流ホールⅢ

【講師プロフィール】
金坂清則(かねさか・きよのり)
京都大学大学院人間・環境学研究科教授。
1947年富山県生まれ。1970年京都大学文学部卒。福井大学教育学部、大阪大学教養学部、同大文学部を経て現職。
人文地理学の幅広い分野を研究。イザベラ・バードに関しては、1989年より研究に着手し、2006年には地理学・バードに関する研究活動が評価され、王立スコットランド地理学協会の名誉会員に選出された。


時空を超えて重なる二つの旅が紡ぐ、新しい旅の形を体感。

「ツイン・タイム・トラベル」とは、
「旅行記に描かれた旅の時空と、自らの旅の時空を主体的に重ね合わせる旅」
として、金坂氏が提起している従来型の観光とは異なった新しい旅の形です。
その中には、自らの旅を過去の旅行記と結び合わせることで、自分だけの一過性の旅に終わらせない、という意味が内包されています。

イザベラ・バードの旅行記は最初は文章だけでしたが、そのうち銅版画が加わるようになり、最後には写真を駆使するようになるそう。これに対し金坂氏は、写真は彼女の旅と旅行記を読み解く際の重要な切り口になると考え、地理学に基づいた研究活動の一環として、2004年・京都でフィールドワークで撮影した写真を用いた最初の個展を開催されました。
その後、この展覧会は2005年の国立スコットランド図書館での開催に始まり、イギリスでは4箇所のべ半年間開催され、好評を博しました。今年・2010年はイギリス・ロンドンの王立地理学協会、アメリカ・ロッキー山岳国立公園にて、2011年には上海でも開催が予定されています。

金坂氏は、旅行記を読む、科学することを
「その基になった旅を読み、旅する人を読み、旅した場所・地域を読み、旅した時代を読むこと」
と規定されています。
旅行記を書いたイザベラ・バードと、100年後にその旅行記を読む旅を始めた金坂氏。
時空を超えて重なった二つの旅が紡ぐ、新しい旅の形を体感してみては如何でしょうか。


自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗