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夏季展 「文房具 -書院を飾る-」

2009/06/20 ~ 2009/09/23


【茶道資料館】

茶道資料館

漢字を使用し、それを書く道具として筆と墨を用いる文化は、中国、朝鮮半島、日本と共通するものです。いずれも中国を起源とし、朝鮮半島や日本ではその優れた文化を積極的に受容してきましたが、一方で自らの生活・文化に合わせて変化・発展させるという工夫も同時に行ってきました。そのため、同じ文化圏にあっても、国によって文房具に特徴や違いがあります。

中国において「文房」とは、もともと宮中で文書を司る官職、またはその部屋のことを意味し、後に文人の書斎のことも指すようになりました。唐・宋代の、政治・文化の担い手であった文人たちは、書斎を書画で飾り、琴を奏で、香を焚いて心身を清め、自らの小宇宙を作り上げていました。
書写に欠かせない筆・墨・硯・紙は「文房四宝」と呼ばれ、文人の書斎を形成する最も重要な道具でした。特に、武人が刀を愛するように、文人は硯に魂が宿ると考え、愛用の硯に詩や文章、吉祥の図案を彫刻して用いていました。中国の文房具は単なる書写道具ではなく、こうした文人の思考を強く反映して発展した、美術工芸品としての側面も持っています。


一方、日本では、古代に中国や朝鮮半島から文房四宝が持ち込まれ、曇徴によって紙と墨の製法技術も伝わったと言われています。以後、文房四宝は現在まで千数百年に渡り、日本文化と密接な関係を持ちながら発展してきました。特に、筆、墨、硯などを一つにまとめて収納する硯箱は蒔絵の技術と結びつき、日本において独自の発展を遂げてきた文房具の一つであると言えます。

この展覧会の前期(6/20~8/2)には中国や朝鮮半島からもたらされた品々のほか、日本で生産された文房四宝やその周辺道具についての特徴を紹介。後期(8/18~9/23)では富岡鉄斎や川端龍子などの文人・芸術家が書画の制作に日常使用していた文房具も紹介します。


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