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琳派400年記念「琳派からの道 神坂雪佳と山本太郎の仕事」

2015/10/23 ~ 2015/11/29


【美術館「えき」KYOTO】

美術館「えき」KYOTO

【作品画像】「マリオ&ルイージ図屏風」(左隻部分)©Nintendo 作:山本太郎 2015年

「琳派」とは、江戸初期に本阿弥光悦と俵屋宗達によって京都で創始された芸術様式です。直接の師弟関係を持たず、先人の作品を手本に後世の人間がその表現や意匠、美意識を受け継いでいく独自の形で、時代を超えて継承されてきました。雅にして斬新、大胆でいて華やかなその意匠は、日本の美の象徴として現在まで国内外で愛され、高く評価されています。有力な町衆たちの文化の中で発展を遂げた琳派芸術は、人々の生活を彩る陶磁や漆工、金工、染色などさまざまな分野でその高いデザイン性を発揮し、多くの名品を生み出しました。気品と親しみやすさ、個性あふれる様式は、ヨーロッパの印象派や現代の日本画、デザインにも大きな影響を与えています。

2015年はその琳派誕生400年の節目であることを記念し、美術館「えき」KYOTOでは近代における琳派の継承者・神坂雪佳と、現代に琳派の精神を受け継ぎ活躍する日本画家・山本太郎の作品を紹介します。

神坂雪佳は明治から昭和にかけて京都を拠点に活躍した画家・図案家で、琳派を近代~現代へとつなぐキーパーソンです。琳派が生まれた京都でそれを復興させた雪佳の作品は上品かつ洒脱であり、近年では海外ブランドの雑誌表紙に取り上げられるなど、改めて注目を集めています。
一方の山本太郎は、現代において元も注目を集める日本画家のひとりです。古典絵画の中に現代の風俗を紛れ込ませたユーモラスな作品「ニッポン画」を展開し、先人たちの志と意匠を継承しながら独自の作品を生み出すその作風は現代の琳派と称されます。

展覧会では、神坂雪佳と山本太郎、2人の絵師の歩みを「仕事」という視点から比較しながら、屏風や軸装、工芸など約100点の作品でたどります。特に山本太郎は、今年は生誕30周年を迎える人気キャラクター・スーパーマリオとルイージ兄弟を琳派の代名詞的モチーフ“風神雷神”として描いた最新作屏風など、琳派的モチーフを現代風にアレンジした作品を中心に展示します。

琳派の親しみやすさと気品、伝統的技法を踏襲しつつ、誰も見たことのないような意表を突くユーモラスな作風は、神坂雪佳と山本太郎、2人の絵師に共通する感性です。過去から現代、そして未来へ流れる琳派の道を、2人の作品を通じてお楽しみ下さい。
 

神坂雪佳

1866 年京都生まれ。1881年に四条派の日本画家・鈴木瑞彦に画法を学ぶ。1887年に川島織物工場に入り、織物図案を実地研究する。1890年に当時の日本 を代表する図案家・岸光景に師事し、工芸図案・工芸制作ならびに琳派の研究を始める。琳派に深く傾倒し、たらしこみなど伝統的な琳派独特の技法や構図を生 かし、伝統と革新を融合させた作風を確立した。絵画と工芸の分野を自由に行き来した光悦や光琳に強く共感し、日本における近代デザインの先駆者としても高く評価されている。1913年には光悦会発足の発起人となり、琳派・光悦の功績の顕彰活動に生涯尽力した。
 

山本太郎

1974年熊本生まれ。2000年京都造形芸術大学卒業。大学在学中の1999年より、伝統と現代、異質な文化が同居する「ニッポン画」を提唱。日本の古典絵画と現代風俗が融合した独自の絵画を描き始める。近年では能楽の影響もあり、古典文学の物語性が題材に加わる。現在、秋田公立美術大学准教授。2015年京都市芸術新人賞、京都府文化賞奨励賞受賞。


CHECK POINT

【関連イベント】RIMPA 和久傳 de talk

会場:京都 和久傳(ジェイアール京都伊勢丹11階 レストラン街)
定員:各日40名(全席指定・事前購入制)
料金:お一人様 1,500円(税込/お茶・お菓子・展覧会入館券付)
※チケットは美術館のチケット窓口にて販売(お一人様4枚まで可)

【1】ゲスト:茂山童司(大蔵流狂言方)


日時:2015年10月26日(月)15:15~16:00(受付15:00~)

【2】笹岡隆甫(華道 末生流笹岡 家元)


日時:2015年11月4日(水)15:15~16:00(受付15:00~)

【3】河野元昭(展覧会監修/京都美術工芸大学 学長)、藤野可織(小説家)


日時:2015年11月5日(木)15:15~16:00(受付15:00~)

【関連イベント】山本太郎 ギャラリートーク

時間:各日11:00~(ゲスト有り)/14:00~(山本太郎のみ)※各回約45分
会場:美術館「えき」KYOTO
料金:無料(ただし、美術館入館券が必要です)
※事前申込不要
※マイクを使用し、会場内を移動しながら解説いたします。
※混雑した場合は入場制限をさせていただく場合がございます。

※ゲストの参加は11:00~の回のみとなります。予めご注意下さい。

【1】11月7日(土)


ゲスト:辻本憲志(株式会社川島織物セルコン 織物文化館館長)

【2】11月14日(土)


ゲスト:細見良行(細見美術館 公益財団法人細見美術財団 館長)

【3】11月15日(日)


ゲスト:山田博隆(美術書出版株式会社 芸艸堂 代表取締役社長)

【4】11月21日(土)


ゲスト:仲田保司(株式会社千總 代表取締役社長)
    宮﨑真里子(株式会社宮崎、宮崎木材工業株式会社 代表取締役社長)

【関連企画】京都国立博物館「琳派-京を彩る」 観覧料金相互割引

京都国立博物館にて開催される特別展覧会「琳派-京を彩る」との観覧量相互割引を実施します。相互にチケット半券を窓口に持参・提示していただくと、当日観覧料金が下記の通り割引となります。

・「琳派-京を彩る」(京都国立博物館)のチケット半券で
 →「神坂雪佳と山本太郎の仕事」展(美術館「えき」KYOTO)の当日入館料:200円割引

・「神坂雪佳と山本太郎の仕事」展(美術館「えき」KYOTO)のチケット半券で
 →「琳派-京を彩る」(京都国立博物館)の当日入館料:100円割引

※割引は半券1枚につき1名様、特別展開催中のみ有効

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