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特別展覧会 「狩野山楽・山雪」

2013/03/30 ~ 2013/05/12


【京都国立博物館】

京都国立博物館

【作品画像】
(チラシ画像)重要文化財「雪汀水禽図屏風」(右隻・部分)狩野山雪筆 [通期展示]
(1)重要文化財「龍虎図屏風」(左隻)狩野山楽筆 京都・妙心寺 [通期展示]
(2)重要文化財「車争図屏風」狩野山楽筆 慶長9年(1604) 東京国立博物館 [通期展示]
(3)「老梅図襖」狩野山雪筆(アメリカ・メトロポリタン美術館)[通期展示]
The Metropolitan Museum of Art, The Harry G. C. Packard Collection of Asian Art, Gift of Harry G. C. Packard, and Purchase, Fletcher, Rogers, Harris Brisbane Dick, and Louis V. Bell Funds, Joseph Pulitzer Bequest, and The Annenberg Fund Inc. Gift, 1975 (1975.268.48a-d)Image © The Metropolitan Museum of Art
(4)「群仙図襖」狩野山雪筆(アメリカ・ミネアポリス美術館)[通期展示]
Minneapolis Institute of Arts, The putnam Dana McMillan Fund, 67. 37. 1-.4


「狩野永徳展」「長谷川等伯展」に続く、京都国立博物館の近世絵画展シリーズ。
今回は桃山時代から江戸初期の京都で活躍した画家、狩野山楽・山雪を取り上げます。

桃山時代から江戸時代への過渡期は、豊臣に付くか徳川に付くかで後の人生が大きく変わる時代でした。それは武将たちだけでなく権力者の御用絵師を務めていた狩野派の絵師たちも例外ではなく、彼らも時代の渦中で運命を大きく左右されることになりました。

徳川幕府の御用絵師となった絵師たちは江戸へ赴き、軽淡洒脱な画風の「江戸狩野」を生み出します。その一方で、桃山時代の巨匠・狩野永徳の弟子筋の一部は京都の地に留まり、江戸とは異なる独自の濃厚な画風を確立し、「京狩野」の潮流を誕生させました。その基礎を固めたのが、初代の山楽と二代の山雪です。

山楽は、狩野永徳の弟子として豪壮な造形の外面はもちろん、気宇壮大さや明るく溌剌とした気分などその内面までを受け継いだ唯一の画家です。「永徳イズム」を見事なまでに継承した彼の作品は、躍動感や生命感、そしてたくましさに溢れています。
さらに後継の山雪は、水墨画や金碧画に渡り、驚くべき個性的な絵画を多数生み出しました。独特の刺激に満ちた山雪の作品は、その後登場する伊藤若冲や曾我蕭白らの先駆けとなり、今日においても多くの芸術家に影響を与えています。

この展覧会では、一時は存亡の危機に瀕しながらも激動の時代を生き抜いた二人の初の本格的大回顧展として、代表作83点が一堂に集結。濃厚華麗な障壁画などの迫力ある大画面作品はもちろん、新発見や初公開、海外からの里帰り作品などで、眩しいほど魅力溢れる世界をご紹介します。

特に今回は、山雪の傑作「老梅図襖」(アメリカ・メトロポリタン美術館)と「郡仙図襖」(アメリカ・ミネアポリス美術館)がそれぞれ里帰りし、50年ぶりの再会を果たします。これらは元は京都・妙心寺の塔頭で襖の表裏を飾っていました。会場では同一ケース内にて本来の姿を再現して展示します。

また、この展覧会は「狩野永徳展」(2007)に続き、巡回なし・京都1会場限定の展示となります。39日間だけの夢の企画を、お見逃しなくご覧ください。

※期間中の混雑状況については、公式twitter【@sanrakusansetsu】をご覧ください。

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