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新incubation3「On a Knife Edge-二つの向こう岸」

2011/05/31 ~ 2011/07/10


【京都芸術センター】

京都芸術センター


若手作家とベテラン作家が出会い、今日的なアートの問題や新たな展開を探る「新incubation」展。

第三回目となる今回は、松井智恵とHyon Gyon(ひょん ぎょん)が誘う、微温的な日常性に対して突きつける「二つの非日常的世界」を展示します。

タイトルの「On a Knife Edge」は「先がどうなるか全く予断を許さない」という意味を持ちます。

この展覧会は3月11日の東日本大震災以前に企画され、タイトルも決定されていましたが、どこか特別な意味合いを含んで感じられます。

怒りや悲しみ、喜びといったいろいろな感情、あるいは、記憶から呼び覚まされる心を含む身体的な感覚は論理的に整理することは困難です。しかしそれらを顕わにすることにも苦痛が伴うことを承知しながら、私たちの多くは暮らしています。


松井とHyon Gyonがモチーフにする非日常的世界はそれぞれ異なります。しかし双方は人の内面的な叫びや人が抱える精神的な痛みを率直に作品として表現します。
私たちが持つアイデンティティや奥底に沈む記憶を暴きだし、作品を通して強く問いかけるのです。

この展覧会は、人間が本質的に抱え持つ合理的には理解することのできない問題を視覚的に捉えるとともに両作家の作品を通して、アイデンティティや記憶などの問題を考える契機となるでしょう。
そして、大震災という出来事をいかに受け止めるか、その問いにも呼応しているのではないでしょうか。

※アーティストトークなどの開催を6月4日(土)に予定しています。
その他出品作家によるアーティストトーク、多領域のアーティスト、研究者とのトークセッションなどを開催予定です。



CHECK POINT

【関連企画】トークイベント

アーティスト・トーク


日時:2011年6月4日(土)16:00~18:00
会場:京都芸術センター ミーティングルーム2(南館3階)
出演:松井智恵(出展作家)、Hyon Gyon(出展作家)、森口まどか(モデレーター/美術評論家)
※参加無料・申し込み不要

トークイベント


対談「松井智恵とふるさかはるか」

日時:2011年6月19日(日) 16:00~18:00
会場:京都芸術センター ミーティングルーム2(南館3階)
出演:松井智恵(美術家・出展作家)、ふるさかはるか(木版画家/空中山荘主人)

対談「Hyon Gyonと呉夏枝(Haji OH)」

日時:2011年6月25日(土)16:00~18:00
会場:京都芸術センター ギャラリー北
出演:Hyon Gyon(美術家・出展作家)、呉夏枝(美術家)

※いずれも参加無料・申し込み不要

作家プロフィール

松井智恵(まつい・ちえ)


80年代、インスタレーションを確立させた作家として知られる松井智恵。以来国内外の大規模な展覧会にも多数出品してきた。2000年に入ると、映像による「Heidi(ハイジ)」シリーズを発表し始める。寓意の創造と背景にある人間存在にかかわる普遍的な問題をあぶりだそうとしている。

【経歴】
1960 大阪市に生まれる
1984 京都市立芸術大学大学院終了

Hyon Gyon(ひょん ぎょん)


韓国出身のHyon Gyonは、勧告巫俗進行に強く影響を受けている。巫俗進行の中のシャーマンである「ムーダン」の体験と、巫俗進行の儀礼「クッ」を探り当てるなかから自作を展開している。表現形式は、サテン地を重ねた顔に傷を入れた平面からの自身のパフォーマンスをヴィデオ映像にした作品まで多岐に渡る。いずれも凶器にも誓い彼女の世界は見るものに強烈な衝撃を与える。

【経歴】
1979 韓国に生まれる
2002 MokWon大学西洋画科卒業
2008 京都市立芸術大学院 絵画専攻 油画修了
現在 京都市立芸術大学院 博士課程在籍(2011 博士号取得予定)

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