うらめしや…身の毛もよだつ 魔物たち
江戸時代の終わりごろ、オカルトブームが巻き起こりました。
夜な夜な、人々が集まって、百の怪談話をするという「百物語」という遊びが流行し、幽霊や妖怪 といった、恐ろしい“お化け”に対する人々の関心が高まったのです。
また、怪談話の代表作である「四谷怪談」や「皿屋敷」は小説や歌舞伎などで巷に広まり、さらには庶民の娯楽である浮世絵にも数多くの“お化け”が描かれるようになりました。
この展覧会では、葛飾北斎や歌川広重、豊国、国芳、月岡芳年など、各時代を代表する浮世絵師たちが描いた“お化け”作品約100点を一堂にご紹介します。
小学生(高学年)のお子さまにもお楽しみいただけるよう、わかりやすい解説もご用意しております。
夏休みにはぜひ「奇々怪々 お化け浮世絵展」に足をお運びください。
携帯からも展覧会情報を確認できるようになりました。ご活用ください。