1. 京都で遊ぼうART
  2. 施設から探す >
  3. 美術館・博物館から探す
  4. 何必館・京都現代美術館
  5. 無常なること 中野弘彦展

無常なること 中野弘彦展

2015/01/23 ~ 2015/03/22


【何必館・京都現代美術館】

何必館・京都現代美術館

京都を拠点に活躍し、2004年に亡くなった日本画家・中野弘彦の展覧会です。

1927年に山口県で生まれた中野は、その後京都で育ち、京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術高等学校)で日本画を学び、大学では哲学を専攻しました。若い頃からハイデガーやニーチェに傾倒していた中野は、その作品にも独自の哲学が貫かれています。「絵とは何か」「人間とは何か」という問いを常に自問自答し、探し続けた軌跡が作品からうかがえます。
また、中野は藤原定家や鴨長明、松尾芭蕉、種田山頭火など、先人たちの遺した言葉を通して、自らの思想を絵画化し、現代における表現の可能性を試みてきました。

「画家は、絵に対しての確たる自分の考えを持つべきである」と、中野は常に語っていました。その言葉が示すように、作家は一人の思想家であるといえます。そして、中野の作品の根底にはいつも「無常」という命題が内包されています。
あらゆるものが画一化され、自分の表情を失いかけている現在。そのなかで中野は、絵画における思想と造形の接点を追及し、ひたむきに生と死の根源を見つめようと真摯に制作を続けてきた、まさに孤高の画家でした。

今回の展覧会では、絶筆となった作品をはじめ、屏風など約50点の作品を展示します。この機会にぜひご高覧ください。


CHECK POINT

中野弘彦 プロフィール

1927年 山口県に生まれる
1945年 京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術高等学校)卒業
1957年 立命館大学文学部哲学科哲学専攻 卒業
1959年 京都大学文学部哲学科美学美術史専攻 国内留学修了
1978年 京都美術展大賞受賞
    東京セントラル日本画展優秀賞受賞
1979年 第5回山種美術館賞展優秀賞受賞
1989年「藤原定家と鴨長明の無情 中野弘彦展」(何必館・京都現代美術館)
1993年 京都府文化功労賞受賞
    成安造形大学教授に就任
1996年「山頭火と芭蕉 中野弘彦展」(何必館・京都現代美術館)
2003年「無常 存在の根源を観る 中野弘彦展」(何必館・京都現代美術館)
2004年 逝去(享年76歳)

自分のブログ・サイトで紹介する時は、貼り付け用ソースをお使いください。



  • 京都で遊ぼう総合TOP
  • 京都で遊ぼうART
  • 京都で遊ぼうMUSIC
  • 京都で遊ぼうSTAY
  • 京都の銭湯
  • 京遊本舗