京鹿の子絞工芸美展

2011/04/01 ~ 2011/05/08


【京都伝統産業ふれあい館】

京都伝統産業ふれあい館



絞り染めの歴史は古く、インドの染織技術が大陸との交流により、仏教などとともに日本に渡来したともいわれています。6、7世紀頃には日本各地でも行われるようになっていました。

その後、絞り技法が次々と改善工夫され、「鹿の子絞」に代表される高度で精緻な技法が考案され、江戸時代前期には全盛期を迎えました。
「京鹿の子絞」は千数百年の長い伝統を受け継いで、京都で生産される絞り製品の総称。立体感のある模様が小鹿の斑点に似ているためその名が付きました。

絞り染めは友禅とは異なり、糸で布地を強く括って締めることにより、染色されていない部分で模様を表現します。また、括りによって布地に"しわ"や"括り粒"で独特の立体感をもたせることもできます。
染色自体はは染料の液に浸す浸染の方法で行います。
絞り技法は約50種類にものぼっており、多様な技法に専門性の高い技術が伝承されています。
この展覧会では、京都を代表する「京鹿の子絞」作品を約30点展示。京都ならではの伝統工芸美をご紹介します。


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