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現代陶芸の鬼才 栗木達介展

2015/08/28 ~ 2015/09/27


【京都国立近代美術館】

京都国立近代美術館

【作品画像】
(1)《あおい作品》1969年京都国立近代美術館蔵
(2)《しろとぎんの作品Ⅱ》1974年 敦井美術館蔵
(3)《黒釉銀線彩文角大皿》1980年 東京国立近代美術館蔵
(4)《黄鱗文組弁壷》1992年 京都国立近代美術館蔵


現代陶芸界において独自の作陶で活躍した鬼才・栗木達介(1943-2013)の回顧展です。

陶芸家の長男として愛知県瀬戸市に生まれた栗木は、京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)にて富本憲吉・近藤悠三・藤本能道ら、日本を代表する陶芸家に学びました。特に、富本憲吉には最後の学生として大きな影響を受けました。
大学卒業後は故郷の瀬戸で作陶を開始し、朝日陶芸展や日展など、多くの公募展で受賞を重ね、若くして注目を集めました。1983年からは母校の京都市立芸術大学にて後進の指導にも携わりましたが、2013年に急逝し惜しまれました。

栗木が活躍した戦後日本の陶芸界では、八木一夫らが創始した走泥社に代表される前衛陶芸が盛んとなり、器からの決別を示す開け口のないオブジェが追求されていました。しかし、栗木はそちらには参加せず、むしろ“器”に現代的な装飾を加えることで、現代陶芸に新たな可能性を切り拓きました。
陶芸家の家で育った故の焼き物観からか、栗木は作陶において器の亀裂や形の歪みを拒み、それらを素材や窯に拠らないさまざまな工夫で見事に克服しました。曖昧な要素を排し、高い技術と鋭い感性により生み出された作品は、大変知的で完成度の高いものとなっています。

今回の展覧会では、初期の「あおい作品」をはじめ、手びねりの技を生かした大胆な造形が特徴の「しろとぎんの作品」、器のかたちと装飾を一体化させた、「黒釉銀線彩文角大皿」や「黄鱗文組弁壷」など、初期から晩年までの代表作を展示。
自らの美意識に根ざした独自の造形・表現を追求し、現代陶芸に一石を投じた栗木達介の作品世界を紹介するとともに、戦後の現代陶芸について考察します。


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