高台寺の吉祥展

2012/01/01 ~ 2012/02/26


【高台寺掌美術館】

高台寺掌美術館

良いことが起きるよう願うのは時代や地域を超えて、人類の共通する思いです。
アジアの人々は古代より器物の形や文様の形を借りて、豊穣、子孫繁栄、立身出世、富貴栄華、不老長寿など現世におけるさまざまな願いを表しました。
これらは吉祥図と呼ばれ、繰り返し用いられてきました。日本にも数多くの吉祥文様があり、生活のなかに浸透しています。
暮らしの中で人々は神仏を拝して日々の吉祥と難からの救済を祈り、自らの身の回りの品々に吉祥文様を付け、福を招き、災難を防ごうと願ってきました。

高台寺に伝来した品々には、室町時代の綱敷天神像や桃山時代の唐人物・花鳥図衝立や江戸時代の蓬莱蒔絵薬箱など人々が難からの救済を祈り、吉祥を願った品々が多数伝来しました。
それらの品々からは、北政所(ねね)をはじめ、高台寺に関わった人々の願いや祈りを知ることができます。

新年にあたり今回の展示では、それらの高台寺伝来の絵画や工芸品を紹介いたします。

※期間中一部展示替有り

CHECK POINT

主な展示品

・綱敷天神像(つなしきてんじんぞう)(江戸時代)
・老梅図屏風 狩野光信筆(ろうばいずびょうぶ かのうみつのぶ)(桃山時代)
・唐人物・花鳥図衝立(とうじんぶつ・かちょうずついたて)狩野孝信筆(桃山時代)
・三十三観音像(さんじゅうさんかんのんぞう)(室町時代)
・蓬莱蒔絵薬箱(ほうらいまきえくすりばこ)(江戸時代)
・梅樹螺鈿文庫(ばいじゅらでんぶんこ)(桃山時代)
・堆朱雲龍文食籠(ついしゅうんりゅうもんじきろう)(中国 明時代)
・麻葉文沈金重箱(あさのはもんちんきんじゅうばこ)(江戸時代)
・金銅菊文輪花盆(こんどうきくもんりんかぼん)(桃山時代)
・馬印(うまじるし)(桃山時代)
・松竹菊桐蒔絵懸盤(まつたけきくきりまきえかけばん)(重文・桃山時代)

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