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平成22年 秋季取合せ展 「秋佗ぶ」

2010/09/14 ~ 2010/12/05


【北村美術館】

北村美術館




季節折々のテーマを設定し、それにあわせて取り合わせた茶道具を中心に展示する北村美術館の特別展。
寄付から小間、広間へとそれぞれ実際の茶会と同じ順序で、部屋毎に道具が取り合わせられ、茶会の雰囲気を味わえるように工夫された展示構成が特徴となっています。

秋という季節は、それそのものが侘しさを募らせるもの。
洋の東西を問わず、人の感性は物が朽ち果てていく姿を目にすれば、誰もがこれを嘆きます。
しかし、日本人の場合、その朽ち果てていくものこそ麗しく思い、儚いものに美を感じます。これは日本特有の感性だそうです。
その美意識に訴えるものが、お茶の道具には数多くあります。

今年の北村美術館の秋季展では、その秋が深まるほどに募る侘しさと底に対する美意識をテーマに、展示を企画しています。

本席では世界の美術品の中でも例が無い料紙工芸といわれる古筆切の代表で藤原時代の「石山切」を掛物として展示。他、秋を感じさせる取り合わせで展示を行います。

儚さと侘しさ、そして美しさを併せ持つ秋。季節の深まりに思いを馳せつつ、ゆっくりとお楽しみ下さい。
CHECK POINT

秋の取り合わせ、見どころの作品をご紹介。

秋の侘しさに潜む美、をテーマにした今回の秋季企画展。
取り合わせの見どころとなる作品を、ご紹介します。

■ 石山切二枚継・貫之集下断簡(西本願寺伝来)
広間・薄茶席にある書の掛物。
仮名文字は、女性のために創り出された我が国独自の文字で、藤原時代の貴族芸術はこの仮名文字の世界を観るだけでも堪能できるといわれています。
この石山切は、その仮名文字の書作品なのですが、道風・佐理・行成の三蹟をはじめ公任・俊頼など数多の能書家の筆によるものとは違い、そのピークの過ぎたころに書かれたものです。
書としてこの作品を見ると、最盛期の強さを失い、軽快とはいえ華美に走っているといわれます。
しかしながら、それでもこの作品は、世界の美術品の中で例をみない料紙工芸といわれる古筆切の代表作。破り継ぎと切り継ぎの二枚継ぎをした箇所は、藤原時代の技術の全てが駆使されており、他に比類すべきものがない貴重な一品として評価されています。

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