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昭和の輝き 木村伊兵衛 展

2012/12/01 ~ 2013/02/17


【何必館・京都現代美術館】

何必館・京都現代美術館

日本における近代写真史上、もっとも重要な写真家のひとり、木村伊兵衛(1901-1974)。

ドイツの小型カメラ「ライカ」を愛用した木村伊兵衛は、被写体の一瞬の動きや何気ない表情といった動的な印象を捉える「スナップ写真」の表現を得意としました。これはそれまでの絵画的な表現の写真とは一線を画すもので、日本写真界に新たな潮流を生み出しました。
木村の独自の感覚は、生まれ育った東京の下町の生活風景や、著名人のポートレートなどに発揮され、多くの優れた作品を生み出しました。

「秋田おばこ」昭和28年
何必館・京都現代美術館蔵
出会った瞬間に対象の核心や本質を見抜き、それが現れる瞬間にシャッターを切る。木村伊兵衛にとって、カメラは肉眼よりもはるかに奥深くものを視ることができる道具でした。そしてそこに加わる木村の円熟した人間味が、彼の写真の底知れない魅力となっています。

今回の展覧会では、木村が生き、撮影し続けた「昭和」の時代に焦点をあて、何必館コレクションから厳選した約60点の作品を展示します。
「昭和」という時代は、戦争をはさみながら険しく混乱した時代でした。しかし、木村の作品から受ける印象は、驚くほど穏やかで豊かな情緒に溢れています。撮影されたもの中には今では失われてしまったものも数多くありますが、躍動する時代をとらえた木村の作品は、優れたルポルタージュであり、今なお多くの人々を魅了してやみません。

木村伊兵衛の見つめた輝かしい昭和の日本を、この機会にぜひご覧ください。

CHECK POINT

木村伊兵衛 プロフィール

1901年、東京都下谷金杉上町に生まれる。
1920年から台湾の砂糖問屋で働く傍ら、写真技術を身につけアマチュア写真家となる。4年後の1924年に帰国し、東京・日暮里に写真館を開業。
1930年、花王石鹸(現・花王株式会社)広告部に嘱託として入社。この頃に生涯の愛機、ドイツの小型カメラ「ライカ」と出会う。
1932年に野島康三や中山岩太とともに月刊写真雑誌「光画」を発刊。翌1933年には名取洋之助、原弘、伊奈信男らと日本工房の設立に加わわった。
持ち運びが容易でふとした瞬間を見逃さずに撮影できる小型カメラを報道写真に持ち込み、日本の写真に新風を吹き込む。
1935年、沖縄・琉球本島に1ヶ月滞在、写真撮影を行う。

戦後、1950年に設立された日本写真家協会の初代会長に就任する。写真雑誌のコンテストの選考・論評などに参加し、アマチュア写真家の育成にも努めた。
自身の撮影活動では1952年には秋田を訪れ農村生活をテーマに撮影を行うほか、土門拳とともにリアリズム写真運動の推進にも携わる。
また、1970年には長年愛用したライカ」の製造元・ドイツのライツ社に招待を受け、西ドイツへ撮影旅行を行った。

1974年、日暮里の自宅にて死去、享年72歳。

何必館・京都現代美術館では2002年に「昭和を撮る 木村伊兵衛展」、2011年に「躍動する昭和 木村伊兵衛展」が開催されている。

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