自由の場所

2017/12/19 ~ 2018/01/11


【京都精華大学ギャラリーフロール】

京都精華大学ギャラリーフロール

「自由の問題は、今日の国家と世界の運命にかんする問題を考えようとするばあいに、それはわれわれの行く手に、聳立している絶壁のように感じられる。」(自由の問題,岡本清一,1959)

この展覧会は2018年度の京都精華大学建学50周年に先駆けたプレ企画であり、本学の建学理念としても掲げられる「自由自治」あるいは「自由」をテーマとして開催するものです。

1968年、全共闘に代表される超党派的な学生運動が起こり、全国の大学がまさに紛争状態に突入する真っ只中、京都精華大学の前身となる京都精華短期大学が英語英文科、美術科の2学科をもって開学しました。同大学は同志社大学のリベラルな政治学者であった岡本清一を学長に据え、形骸化した学問の自由と大学の自治の再構築を目的としてまったく新しい大学の創造をめざすべく誕生しました。

岡本清一の言葉にもあるように、自由の問題は、あらゆる文化において避けて通れない重要な問題です。芸術の歴史も自由をめぐる闘争の歴史と読み変えることが出来るのかもしれません。

展覧会では、この人類の精神史における大きな問題について素朴に問い直してみたいとおもいます。それは芸術と社会のかかわりを、そして大学と社会のかかわりを考える上での、終わりのない対話の場所となるはずです。この展覧会があらかじめ与えられた「自由な場所」ではなく「自由の場所」を探る実践のひとつとして、機能する事を期待します。
 

出展作家

菊畑茂久馬、西雅秋、二藤建人、迫鉄平、hyslom(加藤至、星野文紀、吉田祐)


CHECK POINT

【関連イベント】hyslom パフォーマンス

日時:2018年1月12日(金)18:00~
会場:京都精華大学内
※詳細は公式ページをご確認ください。

【関連イベント】「絵描きと戦争」上映会

出展作家・菊畑茂久馬が構成・出演した、1981年放送(RKB毎日放送)の番組「絵描きと戦争」を会期中に上映いたします。

日時:2018年1月6日(土)・7日(日)・8日(月)各日13:00~(約90分)
会場:京都精華大学ギャラリーフロール

絵描きと戦争


パリと東京を股にかけ、戦争画を描いて日本を追われた藤田嗣治と、八女の片田舎でカボチャやジャガイモを描いて一生を終えた坂本繁二郎。同時代に生きながら、全く異なる人生を歩んだ 2人の画家の姿を対照的にとらえ、時代と画家の関わり、そして画家の生き様について問いかける。東山魁夷、福沢一郎、岡本太郎、針生一郎ら多数の画家、評論家の貴重な証言が、内容に厚みを与えている。RKBディレクター木村栄文と菊畑茂久馬の才能がさえる迫真の映像は圧巻。1981年度文化庁芸術祭ドキュメンタリー部門優秀賞、テレビ大賞、放送文化基金賞受賞作品。

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