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風景の逆照射 Inverse Perspective Project IPP #0 Landscape

2012/01/06 ~ 2012/01/21


【京都精華大学ギャラリーフロール】

京都精華大学ギャラリーフロール


この展覧会は、美術、思想、宗教、建築、詩歌、科学など、多様な専門家が参加し、<風景> と<人間> の相関関係を捉え直すことで、自然や環境に対する近代的な固定概念を、相対化しようとする試みです。

ここで言う<風景>とは、自然・環境・世界などと呼び変え可能なものの総称とします。
それぞれの地域、時代条件の中で、人間がそれをどう眺め、どう関わろうと願望したかが文化の軌跡とさえ言えると私たちは考えます。

今現在も我々の思考の根幹に根付く西洋近代的ものの考え方は、1990年代半ば以降に起きた一連の出来事により、その更新を迫られています。人類にとって、壮年期ともいえる段階に足を踏み入れた今、このことを、<人間>が主体となって<風景>を眺める思考への依存とその限界への示唆として受け止めてみようと、このプロジェクトは始動しました。



その後、3.11の大震災を経て、<風景>の中にしか生きられない私たちの姿を改めて知らされることとなりました。

展覧会のタイトルがここで示そうとしているのは、近代的思考ベクトルと異なる次元に立ち、<人間>と<風景>の相関関係を逆転させようとする思索であり、<風景>の中にしか生きられない私たちが謙虚さを取り戻すことへの意志でもあります。

遠く起源においては畏怖と尊敬の対象であった筈の<風景>の側から、その中の『偶然の滞在者』としての私たちの意識の所在とその身体感について改めて浮かび上がらせ、次世代の暮らしに繋がる新しい視座を探るきっかけとなればと思います。
(IPP実行委員会・林ケイタ/安喜万佐子)
CHECK POINT

参加者一覧(敬称略)

柏原 えつとむ


多摩美術大学絵画科卒。1960年後半より発表を開始。
1969年に前川欣三・小泉博夫らとの実験展 「Mr.X とは何か?」 の後、個展「イメージと認識展」 および「展」、「方法のモンロー」、「図の像」、「Silencer」を発表。
「現代美術の動向」(京都国立近代美術館)、「サンパウロ・ビエンナーレ」、「パリ青年ビエンナーレ」等国内外で個展・グループ展多数。
1990年より京都精華大学芸術学部洋画コース教授(~2011年)



木下 長宏


京都芸術短期大学教授を経て、1998年より横浜国立大学教授(~2005年)
ジャンルや時代区分に分かれた「美術史」の枠を取り払い、美の思想と歴史を問い直す、誰でも参加できる連続講座「土曜の午後のABC」を開講。
主な著書に、『思想史としてのゴッホ─複製受容と想像力』、『 中井正一』、『「名文」に学ぶ表現作法』、『岡倉天心─物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ』、『美を生きるための26章─芸術思想史の試み』など。京都精華大学客員教授。
http://kinoshitan.com

杉浦 圭祐


1994年、作家・中上健次主宰「熊野大学俳句部」で俳句と出会う。同年、桂信子主宰「草苑」入会。
2001年、第19回現代俳句新人賞受賞。
現在、俳誌「草樹」所属。句作のほか随筆や書評等も書き続けている。

坪見 博之


京都大学 大学院文学研究科 行動文化学専攻 博士課程 研究指導認定。
退学後に、京都大学 博士号(文学)取得。
日本学術振興会特別研究員、University of Oregon 客員研究員を経て、現在は東京大学先端科学技術研究センター認知科学分野特任助教。専門は、認知神経科学・心理学。

森川 穣


京都精華大学卒業後渡英。Chelsea College of Art and Design Fine Art Postgraduate Diploma 修了。
帰国後京都にてアトリエ兼ギャラリー「studio90」を立ち上げ、展示 やキュレーションを行う。
主な展覧会に「彼の地」(studio90)、「確かなこと」(京都芸術センター)、第24回UBE ビエンナーレ(ときわミュージアム野外彫刻展示場)等がある。
"http://www.studio90.info/

林ケイタ


京都精華大学大学院美術研究科デザイン専攻修了。映像を軸としながら関西を中心に個展、グループ展で発表する。
2004年、びわこビエンナーレにて映画館跡を会場に「トキハ館-Lightseeing」プロジェクト。2007年以降、日中韓を「新視角-Panoramic Eyes」というプロジェクトで繋ぎ、上海、ソウルなどで展示多数。
2011年「羽羊三景-上海羊飼いプロジェクト2011」。京都精華大学映像コース非常勤講師。

濱田 陽


京都大学人間・環境学研究科文化・地域環境学専攻日本文化環境論講座博士取得後、McGill University(マッギル大学モントリオール、カナダ)宗教学部客員研究員、京都精華大学非常勤講師、国際日本研究文化センター講師(文明研究プロジェクト日本文明研究担当)、同共同研究員等を経て、現在帝京大学文学部日本文化学科准教授、賀川豊彦記念松沢資料館客員研究員。主な著書に『共存の哲学-複数宗教学からの思考形式』がある。

安喜 万佐子


京都精華大学大学院美術研究科修了。
ギャラリ―16(京都)、ギャラリ―手(東京)、BASE GALLERY(東京)等で個展を中心に活動。
英国エジンバラ芸術大学アーティストインレジデンス、米国アーモスト大学ゲストアーティスト。VOCA 展(上野の森美術館)、絵画の方向(大阪現代美術センター)、新鋭美術選抜展(京都市美術館他)、City net Asia(ソウル市美術館)他、スコットランド、マサチューセッツ、韓国等で個展・グループ展多数。
京都精華大学洋画コース非常勤講師。
http://www1.kcn.ne.jp/~yasuki/index.html

山中 信夫


1971年、処女作「川を写したフィルムを川に映す」を発表。
1972年以降、ピンホールによる暗室や写真作品を発表、国内外で活動する。
1975年「山中信夫展-9つのピンホールー」(楡の木画廊、東京)、
1979年、第11 回東京国際版画ビエンナーレ展(東京国立近代美術館)、第15回サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)、
1983年、現代美術における写真(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館)その他多数。
1982年、渡航先のニューヨークにて没。




RAD


2008年に川勝真一と榊原充大により設立。RADとは"Research for Architectural Domain" の略。「建築的なアイデアは「建てること」だけを目指すべきではな い」を合言葉に、ではそのとき建築家に、あるいは建築には何ができるのかをリサーチ している。 radlab. を拠点にレクチャープログラム「Query Cruise」、 建築ギャ ラリー「rep」など建築に関わるプログラムを企画、運営。最近ではフランスで行われた「KENCHIKU|ARCHITECTURE 2011」を企画。
http://radlab.info/

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